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スイーツアカデミー恋愛物語~世界へ駆けろ!目指すは、世界一!  作者: 優貴(Yukky)


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第18話 『長兄、降臨』


ニューヨーク・JFK空港。

一人の男が到着ロビーに現れる。

長身。落ち着いた眼差し。

シンプルなスーツ。無駄のない動き。

優ちゃんの兄――

秋大あきひろ

ポーランドを拠点に、欧州投資ファンドを率いる実力者。

目的はただ一つ。

「SweetSの本質を見に来た」

SweetS Memories 本社。

優ちゃんの前に立つ秋大。

「久しぶりだな」

優ちゃんは苦笑。

「監査か?」

秋大は首を横に振る。

「視察だ」

「家族の会社が世界企業になった。確認する義務がある」

空気が張りつめる。

会議室。

秋大は無言で資料をめくる。

売上。

株価推移。

ブランド買収履歴。

SweetS Butterflyとの連携構造。

質問は鋭い。

「成長率は持続可能か」

「リスクヘッジは?」

「Memoriesの独立性は十分か?」

役員たちが圧倒される。

そこへ夏海が入室。

「お兄ちゃん、怖い」

秋大はわずかに笑う。

「お前が責任者か」

夏海は堂々とプレゼン。

最新ヒット商品の戦略説明。

欧州市場展開案。

秋大の目がわずかに柔らぐ。

「なるほど」

夜。

小春も同席したディナー。

秋大は静かに言う。

「SweetSは家族経営の枠を超えた」

「だが強みも、弱みも、家族だ」

優ちゃんが問う。

「投資家目線でどう見る?」

秋大は答える。

「合格点だ」

「だが――本社とMemoriesの成長曲線に差が出始めている」

小春の表情が引き締まる。

パリ。

雅にも連絡が入る。

「秋大が動いた?」

エレナが尋ねる。

雅は頷く。

「兄弟が揃うと、何かが起きる」

翌日。

秋大は本社屋上で優ちゃんと二人きり。

「ポーランドに欧州統括拠点を置け」

突然の提案。

「中欧は伸びる」

「俺がバックにつく」

優ちゃんの目が見開く。

巨大な布石。

ラスト。

秋大、投資支援を示唆。

SweetS欧州再編計画が動く。

兄弟三人が世界をまたいで交差する。

そして――

ルイの《R》、パリで極秘試食会開催の噂。

世界がさらに加速する。

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