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スイーツアカデミー恋愛物語~世界へ駆けろ!目指すは、世界一!  作者: 優貴(Yukky)


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第17話 『妹、参戦』


ニューヨーク――

SweetS Memories 本社。

優ちゃんのデスクに、一通の履歴書。

名前:夏海

希望部署:商品開発。

優ちゃんは深くため息をつく。

「本気か……」

会議室。

役員たちがざわつく。

「身内登用ですか?」

「公私混同では?」

冷たい視線。

だが優ちゃんは冷静。

「試験とプレゼンで決める」

「特別扱いはしない」

ドアが開く。

夏海、堂々と入室。

プレゼン開始。

テーマ:

“日本×ニューヨークの融合スイーツ”

彼女が提案したのは――

抹茶ティラミスの再構築。

味噌キャラメルのマカロン。

桜×ベリーの発酵ムース。

斬新。

だがロジックが緻密。

市場分析データ完備。

ターゲット層明確。

役員の空気が変わる。

最後に夏海が言う。

「私は雅を連れ戻しに来た」

「でも気づいた」

「SweetSは、家族のものじゃない」

「世界のもの」

静寂。

優ちゃんは静かに言う。

「合格だ」

数週間後。

夏海、正式に入社。

そして――

商品開発責任者に抜擢。

社内が再びざわつく。

だが初の新作発表会。

《Memory Bloom Series》

発売初日、即完売。

SNSトレンド入り。

株価上昇。

アメリカ市場シェア拡大。

パリ。

雅がニュースを見る。

画面に映る夏海。

堂々とインタビューに答える姿。

「家族だから、遠慮はしません」

雅は苦笑。

「強いな」

隣のエレナが微笑む。

「あなたの家族、素敵ね」

雅は静かに頷く。

ニューヨーク。

小春は復帰準備をしながら言う。

「夏海ちゃん、すごいね」

優ちゃんは腕を組む。

「昔から負けず嫌いなんだ」

だが目は誇らしい。

夜。

夏海、開発室で一人。

スマホを見る。

雅からメッセージ。

『誇りに思う』

夏海、少しだけ涙。

「……まだ帰らせないから」

ラスト。

SweetS Memories、急成長。

夏海、次世代エースに浮上。

雅とエレナの距離、少し縮まる。

そして――

ルイの独立ブランド《R》、ついに動き出す。

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