2話 七瀬シロと調査
あらすじ
異変が起こる世界でムイが小鳥遊悠馬と七瀬シロの3人で異変を調査する部活を結成。
そして小鳥遊と七瀬の2人での調査
安全なわけもなく‥
「わかった行けばいいんでしょ」
七瀬さんの言葉に俺は驚いた
「正直私夜嫌いだから早く終わってほしいのよね」
「僕は原因者がどこにいるか探るから、異変の調査よろしくね」
俺は思ったコイツただ座っときたいだけじゃねと
「ほら早く行くよ、小鳥遊」
と七瀬さんは走って下駄箱に向かった
俺も向かおうとした時
「小鳥遊くん、シロくんを守ってあげるんだよ」
俺はその言葉に何も言えなかった。
とりあえずすぐに下駄箱に向かった
10分後
俺達は色々な所を回った
学校の周り
河川敷
そして今近くのデパートにいる
「この猫可愛い‼️」
七瀬さんがそう言う
俺は何をしているんだろう
この10分間七瀬さんに着いて行ってるだけだった
(これほぼデートじゃん‥)
俺は勇気を出して七瀬さんに話しかける事にした。
「ね、ねぇ七瀬さん」
「どうしたの?」
「俺達は今何してるのかな、調査しろって言われても何すればわかんないよね」
「さぁ、ムイの言う事だし何かはあるのよ、ま、デートだと思ってたらいいよ」
俺は恥ずかしくなった
俺の中では七瀬さんは怖いイメージがあったが少し和らいだ気がした
そんな事を考えていたらスマホから電話が鳴った
ムイからだった
「もしもし?」
「もしもし、小鳥遊くん? 今ね色々調べてみたら 原因者がデパート近くで暴れてる見たいなんだ気をつけてね」
俺がわかったと言おうとした瞬間左から壁が崩れる音がした。
「ヴゥゥァァ」
初めて見た
原因者の見た目を
完全に人間のはずなのに
黒いオーラを纏って目が黒くなっていた
「あれが‥原因者?」
七瀬さんはすごく怯えていた
原因者は俺らを見つけると走って追いかけて来た
「七瀬さん逃げよう!」
と言って俺らは本気で逃げた
だが逃げている途中七瀬さんがこけてしまった。
「七瀬さん!」
そして原因者はどんどん近づいている
(くそ! 能力使いたくないのに)
俺は悩んでいた
「助けて小鳥遊!」
その声で何かが吹っ切れた気がした。
12年前
俺が小学2年の時の話
朝、目が覚め部屋を出る
キッチンには母が料理をしていた。
「悠馬、もうすぐ学校行く時間だから早く準備しなさい」
俺は部屋に戻り着替えてランドセルを持ってリビングへ行った。
テーブルを見ると父が新聞を読みながらコーヒーを 飲み、姉はご飯を食べていた。
俺は椅子に座り母の作った目玉焼きとご飯を食べた。
食べた後すぐに洗面所へ行き顔を洗い歯を磨いた。
「行って来まーす」
大きな声でそう言って学校へ向かった。
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