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叛逆者はヤンデレを避けて気ままに暮らしたい  作者: 芋ケンプ
叛逆者の資料集
3/48

プロフィール ビアンカ編

『ユイナ隊長、ローズ、エンデ、デール、リリィ…みんな、本当に良い子だったよ…ごめんやっぱりデールは無しで』


『ビアンカ・エンデリリィ』


別名:『B-001』『ルイス・ファイストス』

年齢:219歳

出身:不明、本人曰く、物心ついた時には研究所の中だったとのこと

好きなもの:気が合う同等の立場にいる人間

嫌いなもの:駒としての価値のない格下の人間、従う価値のない格上の人間


特技:戦闘、小隊規模の指揮、サバイバル、射撃、近接戦闘…どれも全て戦争で培ったものであるが、13歳までの彼女にとってはどれも必要なことだった。現在はアイリスに作らせたレールガンを好んで使用する。彼女曰く、弾速が速くてあまり偏差を考えなくて良いから気に入っている、とのこと。彼女の所属していた部隊の隊長の形見でもあるらしい。


【魔術的素養】


魔力生成:S+

魔力貯蔵:C+

魔力変換効率:A

魔眼:測定不可

属性:雷属性:雷:A+ 電磁派生:EX

[自然現象としての雷を操る能力に関しては高い水準を誇る。電磁力関連の魔術は比較対象がいないことによる評価]


備考:ビアンカは自分では全く話題に出そうとしないが、学生時代ハイドレストにおいてベルナールと張り合うほどの秀才だった。しかしそれは彼女の一側面に過ぎない。


ビアンカ改めB-001と名付けられた戦争兵器はかつての魔族対非魔族による戦争で、魔族でありながら非魔族の戦争組織『ドールズ』に研究成果や魔術工学品を横流しする研究所によって養育された女の子である。


彼女はその研究所…『オルヘイト研究所』によって殺害された雷の龍神『ザベルニア』の因子を保有する。しかし誤解してはならないのは、あくまで彼女は龍の因子を持つのであって、龍人族ではないということだ。それ故ビアンカの長寿もとい不死は龍人族特有のものではない。


性格についてだが、他のメンバー曰く『戦闘に酔いしれる狂人』らしいが現在は丸くなったとのこと。皮肉屋的な一面もあり、ジョークも好むが根は真面目である。



『エレモフィラ』について:ビアンカの有する人格…本人は別人の魂を内包しているだけだと主張しているが、便宜上別人格として扱う。エレモフィラは非常に落ち着いており、平穏を体現したような人物らしい


これまた誤解してはならないのは、『ビアンカ』の持つ狂った一面と普段の彼女はあくまで一つの人格の中での感情の変化に過ぎず、どれだけ彼女の性格にギャップがあろうとビアンカであることに変わりはない。しかし、確かに落ち着いた人物像の人格『エレモフィラ』もまた存在している。


エレモフィラは普段表に出ることはない。ビアンカの落ち着いた面を見て、それがエレモフィラであると断言することはできない。もしかしたら、エレモフィラの影響によってビアンカは狂人的な一面を見せなくなったのかもしれない。


ビアンカの抱える問題:彼女は自身の暗い過去を誰にも話そうとしない。その過去とは、洗脳されていたからとは言え同族である魔術師達を何人も手にかけてきたことだ。クロード(エンバージュ)とベルナールとは同い年であり、200年前から面識がある。と言うより、敵として、その二人すら殺してしまう羽目になるところだったのだ。だが幸運にもそうはならず、ハイドレスト魔術学園で仲間として再会を果たすこととなった。


誰よりもあの戦争を覚えており、それと同時にあの戦争で誰よりも多く魔術師を手にかけた人間であるビアンカはハイドレスト卒業後しばらくクロードの配下となり彼と決裂したベルナールと対決、ゼロとの出会いはその100年後であり現在はゼロに忠誠を誓っている。



『僕と彼女は一度本気で殺し合ったことがある。それがあの戦争の結果があやふやになる直前の記憶さ。…そう、結局あの戦争がどうなったのか、今の僕達に確かめる方法はない。リヴィドという国は逃げた人々の国だからね。もしかしたらリヴィドの外ではまだ他の魔術師達がドールズと戦っているのかもしれないし、とっくに滅んだのかもしれない。まぁ、ケルニオンやらレグーナやらいろいろな所から移住してくる人がいるってことは、流石に落ち着いたんだろう。平和が一番さ。…そう、彼女のせいで今でも赤い瞳を見ると鳥肌が立つよ…」





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