プロフィール ゼロ編
「一に妹、二にロマン、三にレモンジュース、それ以外は四番以下だ」
ゼロ・スティングレイ
本名:氷雨零。
年齢:17歳(本編開始時点)
出身:この世界では極東、異世界では日本で暮らしていた
好きな物:ロマンとレモンジュース
嫌いな物:ロマンの無いもの
特技:ロマンがあるなら戦闘だろうが勉強だろうが恋愛だろうがなんでもこなせる。戦闘の際には剣を作る魔術を得意とし、剣術も王国で1、2を争う程の実力者だが、どういうわけか本編開始時には使用を避けている
【魔術的素養】
魔力生成:S
魔力貯蔵:D
魔力変換効率:EX
魔眼:測定不可
属性:血属性:C 無属性:C
刀剣作成魔術?:EX
『叛逆者の意志』:EX
[叛逆する者に与えられる神秘の力]
備考:今でこそ多少落ち着いたが、一昔前の彼は『ロマン』に対して異様な執着を見せた。何故彼がこうも執着するのかは分からない。幼少期の体験などは人格形成に大きく作用するが、彼が過去に何を体験したのかも分からない。それ以外の性格としては、基本的には多様性の範囲を出ない性格であり、少し自由奔放で自分のペースを崩さないが思いやりが無いわけではなく、空気は読めないが問題を引き起こすようなことはしない。…つまり見せたい自分によって性格すらも変えてみせる彼はある意味で『己』というものが存在しない。或いは、そのことを認めたくないがために自分の行動原理を『ロマン』に起因するものだと主張しているのかもしれない。
典型的な吸血鬼のような白い肌と赤い目から、吸血鬼ではないかと疑われるがそれとは別の症状である。この症状と関係があるのかは不明だが、生成した魔力を貯めておく器官が著しく未発達である。眼が死んでいる、と言われるが原因は不明。時期的には異世界に飛ばされたあたりからと思われる。
妹である氷雨結のことを何よりも大切に想っており、ロマンよりも大切にする程である。故郷を出たことを何も心残りに思わないはずであったが、唯一妹のことだけは心配で、早く忘れてしまおうとさえ思っていた。
『彼の肌を見てみろ。血が通っているとは思えん白さだ。彼の手を握ってみろ。生者とは思えない冷たさだ。それに加えてあの瞳だ。吸血鬼の一族か、操られている死体かと思ったよ』