商業区画
お疲れ様です、第八話です。
好きな食べ物はチータラとサーモンと焼売です。
襲い掛かるモンスターから美女達に救われ、流されるままにギルド『万華鏡』へと入団したボク、スグルは、翌朝、ホールにある円卓の前に、団長のリューさん、副団長のトビさん、そしてサヤさんとコウさん、先日ボクの得意技鑑定で気絶してしまったフブキさんと話し合っていた。
「皆さんおはようございます」
「「おはようございます」」
「トビぃ、ココ学校やあらへんねんから......」
「挨拶は基本、そんな事も出来ないメンバーは僕が許しません、団長」
「はっはっは! 挨拶が出来る相手が居る事は良い事さ! なあ、スグル少年!」
「そ、そうですねサヤさん」
「ん......ゴクゴク......あらあ、フブキちゃん、これ美味しいわねえ」
「にへへ、コウさんに喜んで貰える様に作ったアタイ特製スムージーだよ♪ そっかあ、じゃあコレもレシピ集に加えなくっちゃ!」
朝から賑わうギルドホームは、田舎でいつも生きる事に必死だったボクにとって、とても眩しく感じた。
「あの、フブキさん、体調は......」
「おっはよぅスグルん♪ 一晩寝たらもうスッキリ! 大丈夫だよ!」
「そ、そうですか、よかったあ」
ボクの得意技鑑定をしようとしてショートしたフブキさん、無事で本当に良かった。
でも結局ボクの得意技が何かは分からずじまいだった。
それに鑑定を受けていた時のあの感じは......?
「では今日の予定を皆さんに伝えます、フブキさんと私は次のクエストがあるかベルヘイム都市中央部ハンターギルド管理所へ行きます、サヤさん達の報告書はそのまま一緒に提出しますので、気にしなくて大丈夫です」
ハンターギルド管理所、ハンター達へのクエストの斡旋、報告の受付、報酬の査定、支払い等をまとめて管理している都市中央部のハンター専用の施設だ。
ハンターは、冒険者に次いで人気の多い職業で、いつも混雑しているのだそうだ。
「はっはっは! 私達は好かれてないからな!」
「そうなんですか?」
「そりゃそうさスグル少年! 『戦鬼』と『不死者』は管理所でも嫌われ者でね!」
「『不死者』......?」
「街で呼ばれる私の二つ名の事よお、ほら、『超回復』があるからあ」
「コウさんが......なるほど、でもそんな嫌われる様な事を......?」
「カカカ! 『戦鬼』のサヤが狩ったモンスターは大抵原型を留めてへん状態でな、薬品の臭いが強いコウも含めて、あそこの受付嬢にはあまり良い顔されへんねん」
「『破壊王』のアンタが何言ってんのさ、ゴリ団長♪」
「そうです、団長がクエストに行く度に謝りに行く僕達の身にもなってください、暴れん坊ゴリ団長」
「フブキもトビもそりゃないで! なんやゴリって!」
「見たままです、ガチムチゴリ団長」
「うっさいわ!」
「ん......ゴク......んふふ、リューはいつも一人でクエストに行くんだけどねえ、暴れた場所はモンスターどころか草木一本残らず叩き潰しちゃうからあ」
「草木一本......」
なんて人だ......そんな力が街で暴走したらモンスターどころじゃ......。
切り札という団長の言葉も頷ける。
「団長には適したクエストがあれば行ってもらいます、そういう事で団長は今日もホームで留守番です、コウさんの薬草の手入れをお願いします」
「なんでやああ! 俺だって戦いたいんやあああ!」
「んふふ、リューは器用だから助かるわあ」
「......ったく、しゃーなしな! しゃーなし!」
コウさんに言われると頭を掻きながら渋々了承するリューさん。
リューさんって、コウさんに弱いのかな。
「サヤさんとコウさん、スグルさんの三人は、商業区画へ、食料とスグルさんの衣服の買い出し、武器防具用の素材の調達もお願いします......これがそのリストです」
トビさんはそう言うと買い出しのメモが書かれた紙をサヤさんに手渡す。
沢山の肉、野菜、果物と、金属など鉱石の名前が連なっている。
こんなに沢山......金額を想像したくもない。
「会計は後に会計事務所より請求が来ますので、請求書を忘れずに貰ってください、いいですか? 可能な限り節制してくださいね」
「はっは! 相変わらずトビ青年はケチだな!」
「倹約家と言ってください、ギルドには無駄に出来るお金なんて無いんですから」
「カカカ! 俺らは生きとるだけで金が掛かるからな!」
「貴方の食費が何より問題なんですよ! 暴食ゴリ団長!」
「せやからゴリってなんやねん!」
そんな訳で、サヤさんとコウさんに連れられて、ボクは街の商業区画に向かった。
ボクも彼女達も買い出し用の大きなリュックサックを背負っている。
成る程、買う量を考えればボクも居た方が効率が良い。
サヤさんとコウさんは何故かクエストに行く時の防具を装備している。
モンスターの居ない街でどうして?
商業区画は大陸各地、中には他国からの商人等が出稼ぎに来ている。
食料品、生活用品、旅に役立つアイテム、ハンターや冒険者が多いこの街では武器等の装備品の割合が多い傾向にある。
コウさんの話では遺物や違法な装備品が取引される闇市もあるのだそうだ。
「私の薬に希少な薬草が必要でねえ、時々闇市も行くのよお」
「危なくはないんですか?」
「はっはっは! 『戦鬼』と『不死者』が居るんだ、怖がることはないさスグル少年!」
確かに、気がつくと通りを歩く人集りは彼女達を見ると道を開けていく。
まるで何処ぞの重鎮が現れたかのように声を潜めている。
「アレが『戦鬼』、なんて破廉恥な——」
「『不死者』も居るわ、凄い臭い——」
「あの少年、もしかして『不死者』の薬にされるんじゃ——」
「いや......もうすでにアイツらの仲間になってるのかも」
「しっ! 聞かれたら俺達も薬の材料にされちまうぞ!」
なんて勝手な事を!
もう既に薬の匂いにも慣れていたボクは、コウさんが自分の臭いを気にしていた理由を理解した。
「大丈夫よお......もう慣れたから」
「そうそうスグル少年! 気に病む事はないさ!」
「まあでもお、スグル君が気になるっていうならあ......」
コウさんが言うなり流し目で騒ぐ人々を見る。
まつ毛まで真っ白の彼女が、人形のように首を傾げる。
「口を閉ざす薬でも作ろうかしら......」
人差し指を唇に当てて、口元だけニコリと微笑んだ。
「ひぃ!!」
「逃げろ! 呪われるぞ!」
「教会だ! 教会に逃げ込め!」
わらわらと逃げ出す人々。
......商業区の喧騒が嘘みたいに静かに、というか、周囲に店の人以外居なくなってしまった。
「おいコウ! あまり一般人を脅かすなよ!」
「んふふふ、だあってスグル君を悪く言うんですものお」
「あの......二人はどうしてこんなに嫌われているんですか?」
ハンターは人々に危害を加えるモンスターとの戦闘を生業にしている。
つまりは一般人から見れば悪の手から生活を守る騎士のような存在の筈だ。
恐れられこそすれ、何故あそこまで嫌われないとならないのか。
「スグル君はあ、他の都市には行った事がないのねえ?」
「はい......田舎者ですので」
「そうだな......スグル少年! この都市だけで、得意技を持ったハンターがどれ程居るか知っているかい?」
「いいえ、まだ来たばかりですし」
「五十!」
「え?」
「そお、確認されている数がおよそ五十人、スグル君で五十一人ねえ」
この都市ベルヘイムは、ハンターや冒険者だけでなく交易や研究、少なめではあるが農民等も居る。
数は2万は下らない、大陸でも数少ない大都市だ。
つまり、四百人の内一人が得意技持ちという事になる。
それ程希少な存在だったのか......。
「そんな貴重な人なら尚更——」
「一般人から見ればあ、私達の力はとても異質、恐怖そのものなのよお」
「アタシ達万華鏡のメンバーの持つ能力は特に悪目立ちしてね! 仕方ないさ!」
「私達は私達のルールに従って好きにさせてもらってる、それだけで充分よお」
モンスターを圧倒する力。
もしかしなくても人間に使えば絶対的な力になるだろう......。
そんな力を、まだよく分かってないけど、ボクも持っているのか......。
そう思うと、なんだか怖くなってきた。
「あっ! そんな事よりスグル少年! 小腹が空いてないか?」
「え? ええ、少しは」
「はっはっは! よかった! じゃあ少し寄り道をしよう!」
「ゴクゴク......サヤあ、貴女がお腹空いただけじゃないのお?」
「あの......ボクお金が......」
「気にするなスグル少年! トビ青年がどうにかしてくれるさ! ちょっと買ってくる!」
「貴女一人で行くつもりなのお? 無事に辿り着けるのかしらあ?」
「どうにかなる!」
「なりませえん、ごめんねスグル君、そこでちょおっと待っててねえ」
「え、あのそれなら一緒に——」
二人は聞かずに買い出し用のリュックを置いて行ってしまった。
あんなに目立つ二人に付いて歩いていたということもあり、通りにまだ残っている人達からの視線が痛い。
「『戦鬼』と『不死者』に付いて歩いていた子よ」
「可哀想に、荷物持ちなんてさせられて......」
「どうする? 騎士団に連絡した方が——」
「馬鹿野郎! 後で俺達が目つけられでもしたらどうすんだ!」
街の人々の小さな声を聞きながら、ボクはサヤさん達が居なくなって現れ始めた人達の服装を観察する。
様々な人種、亜人種、文化が織り混ざっていて、西側、東の島国のファッション
、中には見たことのない服装の人達も見掛ける。
流石は貿易がメインの都市、街行く人を見るだけでも飽きない。
こうして眺めていると、ぼんやり眺めていたボクに気がついたハンター風の男四人がこちらに気がついて歩み寄ってきた。
「おうガキぃ! なぁにガン飛ばしてんだゴラァ!」
「あ、いや、別に——」
「あ?! んだ聞こえねぇなおいゴラァ!」
四人とも両肩にトゲの付いたパッドをしている、きっと他のギルドのハンターなのだろう、四人ともこれからクエストに行くのか、それぞれ幅広の両手剣を背中に背負っている。
サヤさんほどではないが、顔や腕、見える身体の色々な場所に傷痕があって、それなりな経験を積んでいるハンターなのだと思った。
「兄貴、こいつ、さっき『戦鬼』と『不死者』と歩いてたっていうガキですぜ」
「んだとゴラァ?! ってえ事はおめえ『万華鏡』の知り合いか? あぁ?!」
「は、はい! えっと、昨日......入団させてもらいました」
「んぐっはっはっは!! こんなガキがか?! 冗談も程々にしとけよガキがゴラァ!」
ゴラゴラうるさい人だな。
何かに気が付いた舎弟風のハンターがゴラゴラハンターに耳打ちをする。
「兄貴、っつう事はですぜ」
「あぁ?! ......そうか......おいガキぃ!」
「はいっ」
「アイツらの仲間って事はよぉ、コウさ......『不死者』について、なんか知ってるこたぁねえかゴラァ!」
「『不死者』、コウさんの事ですか?」
「それ以外に何があるっつぅんだガキゴラァ!」
「すっすみません!」
「これから行くクエストにコウさ......あ、アイツの力が必要でよぉ、なんか弱味でもありゃあ連れて行けるって思ってなぁ......なんか情報よこせやゴラァ!」
「そ、そんな事言われても......」
「あ?! ねぇのか?! 使えねえガキだなゴラ!!」
「兄貴、兄貴!」
舎弟ハンター達がなにか思い付いたようで、ニヤニヤと笑っている、ゴラゴラハンターに耳打ちをすると、ソイツも笑っていた。
「兄貴、つまりはですぜ——」
「おう......んでもよ、そんな事すりゃ......ほぉ......」
「あ、あの、それじゃボクは買い出しがあるので——」
「おい待てやガキゴラァ!! ちょっと俺達のギルドまで面貸せやゴラァ!」
「いやあのでも——」
「るっせぇな! 来いっつってんだよゴラァ!」
ゴラゴラハンターに胸ぐらを掴まれて身動きが取れなくなってしまった。
参ったなあ......ボクは借りたシャツとズボンしか着ておらず、自衛の手段なんて無い。
昨日入団させてもらったばかりで迷惑を掛けるわけには......。
困っていると、何処からともなく笑い声が聞こえた。
「フハハハハ! フーーッハッハッハ!」
何やら演技じみた笑い方だ。
何処から聞こえているんだろうか、頭上から? 遠くから? なんだか笑い声が高速で移動しているように感じる。
「フッ、そこの少年、何かお困りか?」
いつの間にか、顔に向かって内側に角の生えた黄色い髪の小さな少女がボクのすぐ後ろに立っていた。
ボクより小さなフブキさんよりもさらに小さな女の子だ。
「んお? んだガキゴラァ、邪魔すんじゃ——」
「フハハハハ! どこに向かって話している?」
ゴラゴラハンターが声を掛けると、ボクの後ろには誰も居らず、舎弟ハンター達の後ろにさっきの少女が立っていた。
どういうことだ?今さっきボクの後ろに立っていたはずなのだけれど......。
もしかしてこの人も——。
「てめぇら気ぃつけろ! そいつぁ得意技持ちだ!!」
「へっへい!!」
一斉に両手剣を背中から抜き出す舎弟ハンター達。
するとツノの生えた少女はニィっと、見た事のある笑みを浮かべた。
「フハハハハ......抜いたな、この忍びの我に向かって、剣を抜いたな小童どもが」
「誰が童だこのガキゴラァ!!」
「フハハハハ!! 兄者よ!」
笑いながら叫ぶ少女の奥から、2メートルはある大男が現れた。
リューさんよりも遥かに大きく、頑強そうな身体つきをしていて、身の丈ほどある巨大な盾と、両手剣が先端についているかのような槍を手にしている。
少女と同じく、額に独角が生えていた。
「......どうした、妹」
「フハハハハ! 兄者よ! 敵だ! 此奴ら我に向かって刀を抜いたぞ! 槍を寄越すのだ!」
「......ふむ」
兄者と呼ばれた大男は遠くからジッと見つめて、溜息をこぼした。
「......一般人には危害を加えない」
「なっ! だが兄者! 奴ら我に向かって刀を!」
「......危害を、加えない」
「ぐぬっ! ぬう......」
大男に言われて唸る少女、なんだか聞いた事のあるフレーズだと思った。
「フッ、フハハ! ならば素手でなら良いな! 兄者!」
「......笑止、手も要らぬだろう」
「んだゴラ! さっきからゴチャゴチャるっせぇなガキゴラァ!」
「許可は下りた!!」
言うなり少女の姿が、砂煙を残して掻き消えた。
また先程と同じように、笑い声だけが何処からか聞こえる。
「フフフ! フハハハハ!」
「くそっ! テメエら周囲をよく見ろ!」
「フハハ! 遅いぞ!」
「?!」
「「ぎゃあああ!!」」
胸ぐらを掴まれていたボクも唖然とした。
気がつけば舎弟ハンター三人が地面に蹲り、股間を押さえて苦しんでいる。
なんだ? 何が起こった?
「フッ! ......安心しろ、峰打ちだ」
「......妹、脚に峰打ちは無い」
「いいの! 峰打ちなの!」
あ、少しだけキャラがブレた気がする。
しかし、ゴラゴラハンターが言うのは正しかったようで、彼女は確実に得意技持ちだ、人はあんな速度で動けない。
想像するに、高速で舎弟ハンター達の股間を蹴り上げたのだろう。
目で捕らえられないほどの速度で移動する人間が股間を蹴れば、どれ程の衝撃が襲うのだろうか......。
想像したくも無い。
「てんめぇ......俺達が何処の誰かわかっててやってんだろうなゴラァ!!」
「フッ! 貴様こそ我等が誰か知ってての狼藉であろうにゃ——あぅ」
あ、噛んだ。
「知るかガキがゴラァ!」
掴んだボクの手を離して、ゴラゴラハンターも両手剣を少女に向かって構えた。
「やんのかてめぇゴラァ!!」
「フハハハハ! その言葉! そっくり返そうではないか!」
睨み合うゴラゴラハンターと少女。
大男は依然武器を持ったまま静観している。
ゴラゴラハンターは舎弟ハンターとは違い、経験を積み重ねた様を武器の構え方から連想させる。
彼にも得意技があったりするのだろうか?
だがそんな彼らの睨み合いはすぐに終わりを迎えた。
「はっはっは! なんだ楽しそうだなユズハ少女!」
「サヤの姉御!」
「あらあらあ、貴方達もお買い物かしらあ?」
「コ!!! コウさん!!」
サヤさんとコウさんがクレープを持って帰ってきた。
良かったぁ、......それにしても、姉御?ゴラゴラハンターさんがコウさんをさん付け?......ん?どういう事だろう?
二人とも彼女達を見るなり直立したまま動かない。
「フハハ! 姉御! お二人とも買い出しですか! お勤めご苦労様です!!」
「はっはっは! ユズハ少女はクエストの帰りかい? キドウ青年もお帰り!」
「......うっす、姉御」
二人とも、サヤさんに向かって深々とお辞儀をする。
コウさんはゴラゴラハンターに近づくと優しく微笑んだ。
「アゴラ君もみんなでお買い物かしらあ? その子達はどうしたのお?」
「なっ! なんでもねぇ......ですコウさん! へへへ! アイツらへんなもんでも食ったんでしょうぜ......ゴラァ!! コウさんの邪魔だ! 退け!」
「へっ! へい!」
股間を押さえたまま逃げていく舎弟ハンター達、アゴラと呼ばれたゴラゴラハンターは、コウさんが近づく度にどんどん顔が赤くなっていく。
「スグル君紹介するわねえ、こちらアゴラ君、ギルド『不倶戴天』のメンバーよお」
「ちょ! 丁度コウさんが来るまでに暇そうだったんで相手してやってたんでさぁ! なぁガキゴラァ!」
「えっ? は! はい!」
「あらそうなのお? んふふ、偉いわねえアゴラ君」
嬉しそうにアゴラの頭を撫でるコウさん、アゴラは最早顔が発火するのではと思うほど真っ赤になっている。
なんだか様子がおかしい。
「んんん滅相もねぇ! んじゃあゴラァこれで失敬しますわゴラァ!」
なんだかもう「ゴラァ」の使い方までおかしいアゴラさんは颯爽と去っていった。
とりあえず、まずはユズハと呼ばれた少女にお礼しないとな。
色々聞きたいがまずはそこからだ。
「あ、あの、助けてくれてありが——」
「ふへぇ〜〜〜......」
「えぇっ」
先程まで気丈に振る舞っていた彼女は、突如気が抜けてふにゃふにゃになってしまった。
話し掛けようと近付いたボクに垂れかかる。
「もうらめぇ〜、歩けにゃあい」
如何だったでしょうか?
次は新しいキャラ達の紹介から入ります。