表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

巨大ゲーム機で二人プレイ

ヨナ「これに乗るのか?」


ゴッツ「そうだ!」


そこにあったのは、馬車だが、普通の馬車ではなく、人が手綱を握らない自動馬車だ!車輪は鉄で出来ており、外側にはゴムらしきものが巻いてある。まるで、リアカーだ!それが四つ付いていて、内装も普通の馬車のようだがここからが重要だ!

馬が、機械だ!普通、常識的に考えて車輪の所にエンジンを付けるだろうと思うが、そうだここは異世界だ、むしろこっちの常識が通用しないのだ!


アリナ「驚いてるようね、これは自動馬車よ、目的地を設定するだけで勝手に動くの。」


馬車は本来、馬を手綱で握って初めて動くが、この馬車には、運転席が無い。代わりに空いたスペースに、コンピュータらしきものが置いてある。コンピュータは、結構面積を取っていて、一様画面がある。


とはいえ、21世紀後期のような美しい3d画面ではなく、昔ながらのコンピュータゲーム機どちらかといえばファ○コンに近い。


しかしまぁ、これだけたくさんの世界を回って来て初めて文明的な世界を発見したかもしれないと思った。


ヨナ「自動馬車とはな。驚いたよ」


アリナ「どう?凄いでしょ」


ヨナ「ああ全く凄い発想だなぁ。」(ちょっと頭おかしいけどな。)


アリナ「ゴッツが作ったのよ」


ゴッツ「ふっふっふこんなもん朝飯前ですぜ!」


ヨナ(えぇ〜コイツが?こんな名前にこんなゴツイ顔して意外に起用?)


自動馬車が走り出す。


ガラガラガラガラッッ


ヨナ「この後、俺はどこに連れて行かれるのかな?」


アリナ「帝都よっこの後私の船に乗って帝国にいくのそこで貴方を紹介するわ!」


ヨナ「なるほど…わからん」


俺がアリナと話していると、


アリナ「付いたわよっ!」


ヨナ「結構速いなぁ…」


ヨナが降りるとそこには、巨大な、船というか、飛行船の様な、物が浮かんでいた。

因みに大きさは、巨大で、よく見ると、両側に大砲が付いていた。

動力は、プロペラで、後部にある三つのプロペラと、巨大なメインプロペラ、が動力源の様だ。

また補助として両側に、計六のプロペラが上を向いていた。


ヨナ「なんだろう…デカ過ぎない?」


ゴッツ「帝国空中巡洋艦クイーンチェア号、全長300m幅100mまぁこれでも帝国空中戦艦に比べたら小さいほうだぞ若いの」


アリナ「いくわよっっ」


ヨナ「そのまま馬車ごと、クイーンチェア号に入る。」


内部〜


内部は、自動馬車がたくさんあった。計6両ある。しかしそこに、自動車の様なものは一つも無かった、しかし見覚えのある車両があった。


ヨナ「これは?何?」


ゴッツ「帝国製、固定式150㎜砲搭載戦車通称ゴッツもちろん開発者は私だ!ガハハハハッッ」


ヨナ「ふむふむ、やはりデカイなぁ…」


ゴッツ「???これでも従来の100分の一なのだがなぁしかも威力倍増の最強戦車だ!」


ヨナ「燃費食いそうだな…」


アリナ「ヨナもゴッツも、早くいくわよっっ」


アリナに腕を掴まれると客室に通される。


客室〜


アリナ「ここでまっててヨナっっ」


アリナは、ゴッツとどこかに行ってしまったので、ヨナは、小型ドローンを飛ばして、情報収集する。そしてヨナは、客室を回る。


客室はどうやら、スイートルームの様に広い、まずベッドがあり、巨大な四角い箱に、同じ色のリモコン、


ヨナ「これはブラウン管テレビか?」


リモコンを押すと案の定、何かバライティー番組がやっている。適当に回すとニュース、人形劇、時代劇、料理番組、エトセトラ…そしてテレビを消す。


ヨナ「とりあえず、テレビは後回しだ!」


他には、洋式トイレ、この世界では珍しい、なんと温水ウォシュレット付きだ!まぁ、リモコン付きでもなければ、センサー付きでもない、昔ながらのレバー式だ、次に風呂、ジャグジー付き、ふむ、

キッチンは無し、そして、なんか、難しい機械がある、ヨナは


ヨナ「これは、コンピュータか?」


真空管式コンピュータ、第1世代コンピュータだ!

しかしなんか違う、もっと大きいその上、画面もある


アリナ「ヨナって、やっぱりゴッツと似てるっ」


ヨナ「アリナ?」


アリナ「そんなにゲーム機が好きなの?」


ヨナ「???ゲーム機?これが?」


アリナ「うんそうゲーム機よっやってみる?」


アリナは、巨大なカセットを画面のすぐ横にある巨大な箱に入れる。


アリナ「ここと、ここの電源を入れて、ゲームスタートよっ!」


ちなみに、ゲームは、ヨナの世界の様な、脳にデータを送って楽しむゲームではなく、初期型の、ドットゲームだった、とはいえ、ヨナの世界のゲームは、現実とゲームの区別する事が出来ないくらい、再現されていたし、訓練もそのゲームの中で行なっていたのでゲームと呼ばれるゲームは初めてかもしれない。


ヨナ「ゲームは、初めてプレイしたが、以外に楽しいなぁ」


アリナ「ヨナと二人でゲームするとなんか楽しいわね〜」


この後は二人でゲーム三昧だ!


するとゴッツが入って来て、


ゴッツ「アリナ様っご飯ですよ〜っっ」


アリナ「うん、ちょっと待って、ヨナっ記録よ」


どうやら、この世界には記録という概念が、最初から存在するらしいどうやらそこは、こっちの世界の方が先を行っているらしい。


ヨナ「記録した、」


アリナ「じゃあ食事にするわよっっ」


ヨナ「ああ…。」


その後は、飯に、風呂に、食事、どうやら風呂は、交代で入ってまた、ゲーム三昧だ!そして、先に寝たのはアリナだ、ヨナは、セーブしたあと、アリナをベッドに乗せて、偵察機を回収し、トイレにこもる


ヨナ「この艦の情報は?」


動力源、ヘリウムガスによる浮力と、巨大ピストンエンジンによる巨大プロペラによる推力、速度25km

武装、横側、15インチ砲、32門、下部、10インチ砲18門、また上部にミサイル発射口や対空砲、は一切無し、


ヨナ「ふむ、どうやら、小型機対策が全く無い様だ、対空砲もミサイルも無し、もしかして、小型機そのものが無いのか?…」


そしてヨナは、


ヨナ「寝るか、わからない事は考え無い」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



次回、初めての帝国

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ