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現実はそう甘くない

2075年、人口問題が、次元ワームホール装置により

多次元世界開拓の時代が、大体終わった。

今まで、同じ人型生命体(友好的な種族は発見できなかった。)

しかし、多次元世界における友好的な人型種族は、

存在するはずだ、と考える科学者や、新たな、発見や技術を求める、技術者、何より、そこで発見される豊富な資源を求めて、人類は、多次元世界情報偵察部隊の派遣を実施した、これは、その偵察兵の記録である。


偵察兵は、基本的には身一つで現地に送られるが、基本的に拠点開発キットが支給される。

まず、送られたら安全を確保する。安全で無いか確認は基本的に小型の偵察衛星を打ち上げてからだ、


???「大型の生態反応無し、小型の生態反応も無し、ここは比較的安全な場所のようだ、」


まぁ一様小型の偵察用ドローンで安全を確認してから送り出してくれるのだから正直危険は無いと思いたいが、

こういう世界での調査任務では、ドラゴンの様な怪物がいる可能性もある。


現に、一度その世界に行ってしまった開拓民が全滅し、怪物と全面戦争になったケースも多い。


だからこそ、用心に越した事はない、まぁ、大体全て揃っている。


まず、1kmのすべての大地を真っ平らにする。


その後、対空防御、および隠蔽のための障壁を張り、居住区を建設する。


とはいえ、基本的に人間は私しか住まない、あとは人型ロイドくらいだ、だからこそ、基本的には、倉庫として使う。


次に、作物が育つかどうかの実験だ、まぁ元が地球と同じ環境の世界に絞っているので問題ないとは思うが、この世界の動物や、植物の研究はここで行う、ここの研究は基本的に遠隔ロイドが行う。


ここで補足、遠隔ロイドと人型ロイド(無人ロイド)だがどちらも同じに見えるが、遠隔ロイドは人間の科学者が地球から遠隔操作して研究することができる。人型ロイドである。


人型ロイドは基本的にaiが操作しており、基本的に基地の防衛、開発、開拓が主任務だ、


次に、資源掘削装置の設置だ!この下には、鉄、銅、石油などが取れそうだ、あとは土や石、まぁ土や石は何の役に立たない、現時点ではな、


それが終わって始めて、偵察兵の任務が始まる訳である。正直、この世界きて思うのは、


???「星が綺麗だ。」


くらいだろう、よくフィクションなどで、異世界に飛ばされて、勇者になり、魔王を倒して英雄として賞賛される、という物語が書かれるが、基本的に、現実は、そう簡単ではない、


これまで人類は、2000以上の多次元世界を偵察してきたが、フィクションなどで描かれる、亜人種たちの出会いや、我々の違う文明を築く者たちを発見しようとしてきたが、無駄足だった。


もちろん、敵対的な者達はたくさん居た。映画のエイ○アンに出てくる様な怪物や、普通に知能が低い動物は発見した。


中には未だ恐竜がいたり、氷河期が続いていたり、核戦争後の世界でヒャッハーしてる世界もあった。


それらほとんどすべてを征服した、まぁ、和平交渉もできないしな。


この世界で、友好的な隣人がいないのであれば、全滅及び人類の資源の宝庫となり、私は、この世界の監督者になるだろう、まぁ支配者だな、言い方がアレだけど、


とりあえず寝て、明日考えよう。


〜早朝〜


基本的には、6時起きが普通だ!飯を食べ、偵察をする。この基地ともしばらくの間は、お別れだ!


まぁ、しばらくしたら戻るそれまで彼らは偵察任務及び最終手段の準備を進める。


偵察任務に当たり、する事はいくつかある。人型生命体の発見である。しかし、人型生命体は未だ発見できない。


とりあえず川の水質調査をする。


水質の調査の結果はすぐにでる。


まぁ大体は綺麗な水というのは見ただけでも分かるが、有害物質がある可能性もある。


とりあえずサンプルを取り、放射能汚染、有害物質がないか調べる、そして念のため、人間が飲んだ場合のシミュレーションモデルを作成、問題無いと確認して初めて飲める。


ごくごくごくごく


???「あー美味い!」


まぁ、味はともかく水は節約しなければならない。


とはいえ、この水源は確保決定だ!とりあえず、水を貯める装置を設置、あの地下には石油はあるが水の水脈は無かった。


なのでこの装置を設置する。

組み上げた水は直接倉庫に運ばれる。

もちろん濾過した上で


そして組み上げるのを待っていると、小さな女の子が桶に水を汲んで運んでいく


女の子は薄い金髪で白い服を着ている。私が女の子に声をかけようとすると数人の男達見た目からして友好的では無い


男「なぁ嬢ちゃん、おじさん達と遊ぼうぜ〜」


男「ケケケ、こいつは上玉だなぁ」


男「こいつは高く売れるぜぇ」


女の子「おじさん達誰?怖いよぅ…。」


ちなみに今私はステルス機能を使っている為、女の子も含め、見られていない。

とりあえず私は、鼻に催眠スプレーをシュッシュッシュと掛けて眠らせる。


女の子「ふぇ?」


???「どうやら傷ひとつない様だな。安心した、」


女の子「貴方は誰?」


???「私か?うーん旅人のヨナかな?」


女の子「じゃあヨナ、ホントー余計なことしてくれたわね。」


ヨナ「???」


女の子「助けてくれなんて頼んだかしら?」


ヨナ「君が拐われそうだったから助けたんだけど」


女の子「それはありがとうございました。こっちの任務の妨害してくれて」


ヨナ「芝居、だったのか?」


女の子「そうよ、私がわざと拐われて、隠れ家を発見して、一網打尽にする計画がパーよ」


ヨナ「それは済まない、あまりにひ弱な女の子が拐われそうなベタな展開でつい」


女の子「まぁ、いいわ、許してあげる。」


ヨナ「ふぅ〜」


さて、そろそろ水の収集もそれくらいにするか。


女の子「貴方、責任取って私の作戦に協力しなさい!」


ヨナ「!!!」


女の子「それが帝国市民としての義務でしょ?」


そんなこんなで川に水汲みに行ったら、何故か見ず知らずの女の子に働けと押し切られてしまったのだった。


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