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ウチのPT@0  作者: ららら
4章 不穏な影
64/84

戦犯

6/20投稿しました。

昨日見てくれた方ご迷惑をおかけしました。



「お帰りー」

「ただいまー」

熟年夫婦のような気だるげな挨拶を交わす俺とタツ。

クエスト『白銀の鮮血』は無事達成となった。

……俺が死んだけど。

いや、いいんだけどね別に。

貰える金や経験値が少し減るだけだから。

だからさ……。

「し、ショウさん……ごめんなさい!!」

そんなに謝らんでもいいんだよ……。


 スキル『マジックシールド』

対象のプレイヤーの前に一定時間盾を作り出すスキル。

……この『一定時間』が問題だ。

早すぎると攻撃されないまま時間が過ぎ、遅すぎると攻撃を受けた後に発動してしまう。

理論上は、攻撃を受ける直前で発動させるのが一番無駄が無い……が、そんなもの机上の空論である。

『離れたプレイヤーに攻撃が着弾する寸前にボタンを押してからラグがある盾で防ぐ』

こんな芸当俺はおろか、タツでも成功率十割は厳しいと思う。

……だからサラの『マジックシールド』のせいで死んでも俺やタツは責められないって。


「だ……だって……私……のせいで……」

『マジックシールド』の習得には俺もタツも否定的だった。

理由の一つはさっき言ったスキルの難しさ。

そしてもう一つは……サラの性格。

絶対こうなるって思ってたもん。

……あまりこんな事言いたくないが、回復のミスで死ぬならミイとサラ二人のせいである。

だけどこの場合は、明らかに個人のせいな訳で……。

「別に怒ったりしてないし……そもそもお前いなかったら全滅だったぞ」

たぶん熊一匹だけ倒してゲームオーバーだろうなあ。

「ショウなんて死ぬのが仕事なんだからいいんだよ」

……そうだけど何気に酷いな。

「そですよぉ……ポックリ死んだショウさんが悪いって思いましょ?」

……それでいいけどお前も酷いな。


「気にしすぎだっての。ショウには『ごめ』『ドンマイ』ぐらい軽くていいから」

「あーうん……それでいいからな?」

まあ、タツの言う通りそれ位軽くていい。

野良のギスギスじゃない……折角集まった身内PTなのだから。

「あ……はい……」

分かって貰えた……かな?

もしかして画面の向こう側で泣いてたりしないだろうな……。

「はい、戦犯は俺!!死亡理由は柔かったから!!これで反省会終わり!!」

「あ……ショウ……さん」

これでいい。

実際ヒーラーが追い付けないレベルでダメージ受けるとか壁の役割果たしてないしな。


「さ、戦犯決まったし早く装備作りに行くぞ」

『戦犯なんかじゃないよ』とか一人ぐらい言ってくれてもさあ……。

……タツはさっさと新装備の性能見たいんだろうな。

「どんな装備が出来るんでしょうねぇ」

「そうだな……アイス……ブレードとかか?」

「サファイアさんのそれ、なんか……殺人強盗されそうな剣ですよ……」

マイは無駄に知識が広い……。

いや、そのネタ分かるならこのゲームもネットで検索しろよ。

「殺……?う、うん?意味がよく……」

ほら、付いてこれない人が困ってる。

「えー……。ショウさんタツさんなら分かりますよね?」

「分かるけどよ……ミイ、お前の姉本当に高校生か?」

……ネタが古いよなあ。

いや、分かる俺たちもどうかと思うけど。

「……マイちゃ……ううん、お母さん……ついにばれちゃったね」

「ちょっと!!それっぽいからやめて!!」


 くだらない話しをだべりながら鍛冶屋で装備を見ているが……案の定足りない。

まあ、一回じゃ無理か。

素材量から見るに後二、三回はクエに行く必要がある。

……きついなあ。

作れる装備はどれも優秀なのだが……実質こっちは強化無しであのクエ連戦か。

多少の誤差はあっても全員、素材の数はほぼ同じ。

一人が作れなければ全員作れない。

……まあ、必要素材が見れて助かったと思おう。

ここにいてもしょうがない……クエスト周回に戻……。

「ねえねえ、ちょっと思ったんですけど!!」

ちょっと思わないで欲しい。

マイの考えは大抵録でもないのだから。

「皆装備作れないですよね?」

「まあ……だろうな」

「一人無理なら皆無理だろうよ」

「素材をショウさんに集めるのどうです?」

……ん?


「あん?」

「だ、か、ら……私たちのアイテムショウさんに渡すんですよ!!それで何個か防具作れるじゃないですか」

……まあ確かに。

このPT全体で考えれば、単純に個人の八倍所持している事になる。

なるんだけど……素材出す人は……。

「マイにしては珍しく良い案だな!!」

「サファイアさーん、珍しくってなんですかぁ?」

え……?

「マイちゃんにしては珍しく良い案ですね」

「ミイちゃーん、珍しくってなんですかぁ?」

「ええと……マイさんにしては珍しく良い案っスね」

「ロロさーん、嫌なら無理に乗らなくてもいいんですよぉ?」

「え……えっと……普通に良い案ですね?」

「うわーっ!!サラちゃん良い子!!大好き!!」

【良いと思います】

「ほらっ!!カスミちゃんもこう言ってます!!」

……。

「後はタツさんです!!ケチケチしちゃダメですよぉ」

「……別にお前らが良いなら良いんだけどよ」

「はい、満場一致です!!ショウさん欲しい素材言ってくださいよぉ」

……前も思ったが……ネットの人間を信用し過ぎじゃないか?

素材持ち逃げしてここから消えたらどうするんだろう。

「ほーらー……早く教えてくださいよぉ」

……ま、信用されてる……と思うかね。













「……『マジックシールド』?これ覚えたいのか?」

「んー……これは便利だけど……あ、ネットでも見たか?」

「……そっか。それじゃあ試しに挑戦してみ?」

「おい、ショウ!!」

「んー……。まあ、何事も挑戦よ」


 足手纏いになりたくなかった。

やっと見つけた『居場所』だから。

だから少しでも役に立ちたくて……。


「……それじゃあ、一つだけ」


「失敗しても気にすんなよ」




しまった、二重投稿してしまった!!

削除しよう→コンテスト、出版、著作権違反等以外では削除しないでください。

よし、本文だけでも消そう→本文には○○文字以上必要です。

……僕にはどうすればいいのか分かりませんでした。


いや、ほんとおかしな事になってすみませんでした。

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