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ウチのPT@0  作者: ららら
2章 ボクたちのこれから
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新スキル

序盤でタイトル回収しちゃったけど、どうしよう。

タイトル変更しようかな……。

 山賊狩りの後いよいよドラゴン狩りーーなんて事は出来るはずもなく無難に稼ぎに行く。

山賊にすらギリギリなのにドラゴンなんて無謀でしかない。

今必要なのは経験値と新しい装備それに……スキルだ。

いや、実際には幾つか新しいスキルを取得出来るだけのポイントは貯まっている。

貯まってはいるが、後々の事を考えるとヘタに使えない。


「なあ、何故スキルを取らないんだ?取っておけば先程のクエストも多少は楽だったのではないか?」

「んー。」

サファイアの言う事も分かる。

おそらくスキルさえあれば、死人をゴロゴロ出す必要も無かっただろう。

「バグってたり、弱いスキルをなるべく避ける為だ。情報出揃うまでは控えたいんだよ」

「あー……。バグで効果無いとか最悪ですもんねぇ」

「違う」

「へ?」

そう、最悪なのはバグではない。

「弱い方がマズイんだよ」


「いや、意味が分からないぞ。弱いだけなら多少は使えるだろう?」

「サファイアさんの言う通りですよぉ。0よりは1の方がいいじゃないですかぁ」

うん、確かにその通りだ。


ショウは挑発をつかった

しかしこうかがなかった


 こんなんだったらキレたくなる。

ただしそれはオフラインゲームの話だ。

「明らかなバグは修正されるんだよ。けど、雑魚スキルは高確率で放置されるんだ。」

「んー。あー、言われて見れば……。」


 バグなら意見を送るプレイヤーも多いし、ネットでもすぐ広がる。

さすがに運営も何かしらの対処はするだろう。

ただし、『弱い』……『地雷』とも言い換えても良い。

地雷スキルなんて一々意見を送るだろうか。

『◯◯がバグで効果が出ません』

これなら、真っ当な報告だ。

『◯◯が弱くて使えません』

……こんな事大勢のプレイヤーが送るだろうか?

『仕様です』

運営様の回答はこの一言で終わりだろう。

よしんば意見を聞き入れ修正するにしても、かなりの時間を擁する。

『意見貰ったので明日直します!!』

こんな運営はまず存在しない。


「まあ、言いたい事は分かりましたけど……。さすがにそろそろ良いんじゃ……」

「そんな事言っていたらいつ取るんだ……」

ぐうの音も出ない程の正論。

サファイアとマイが正しいなこりゃ。


「キィエエエエエ!!」

けたたましい鳴き声と共に上空から、人が襲いかかってくる。

人……ではなく、その姿は手が翼になっており、下半身も鳥のそれに近い異形の姿。

そう、『ハーピー』。

スキルの試し撃ちも兼ねて俺たちは、ハーピー退治に来ている。


 ……三、四、五体か。

急降下してくるハーピーの鉤爪をとりあえず盾でガードする。

まあ、この程度の攻撃なら問題無い。

【エアカッター】

この程度なら。

「あいたっ!!」

風の刃的な魔法がマイにヒット。

そう、厄介なところは遠距離魔法も使える点。

「ちょっとぉ。ショウさん、挑発、挑発!!」

そして、何よりーー挑発が届かない。

前回の投石機と同じだ。挑発の範囲外から攻撃が可能だと言う事。


 だから今使うべきなのは挑発ではない。

【騎士の名乗り】

『騎士の名乗り』ーー『挑発』と同じタイプのヘイトコントロールのスキル。

単純に自分を狙われやすくするスキルで、挑発の様に範囲などの条件は存在しない。

しかし、勿論短所もある。完全な上位互換にはなり得ない。

「いたたっ!!今度は蹴ってきましたよコイツ!!」

効果時間が短い事と、精度が挑発より落ちる事。

……それにしても運悪いな。なんでマイばっかり狙われんだよ。

まあ、日頃の行いだな。

リアルでヘイト稼ぎのスキルでも所持してるんだろう。

蹴られてるマイは放っておいて、他の敵……。

全員詠唱してやがる。


ナイトは確かに防御力は高い。

『物理』の防御力は高い。

残念ながら魔法防御は人並みレベルなのだ。

体力的に耐えられる……とは思うがこれは。

【エアカッター】

【エアカッター】

【エアカッター】

【エアカッター】

無慈悲なほぼ同時四連。

魔法などの攻撃には、ガードの効果が著しく低下する。

まあ、無いよりマシだからするけど。

エアカッター四連発に対し盾を構えーー直撃する前にもう一枚盾が現れた。

【マジックシールド】


 目の前に現れた白く光る盾は、俺の代わりに衝撃を受け止めてくれる。

キュイイイン。一発。

キュイイイン。二発。

キュイイーーパリン!!三発が限界か!!

四発目は、素直に自分で受ける。

それでもだいぶダメージを抑える事が出来た。

これは、俺が発動したスキルーーでは無く、サラの新スキルだ。


『マジックシールド』ーー対象の味方の前に盾を出現させ、壊れるまでそのキャラを守るスキル。

非常に便利だが、乱発出来る程使用回数が多くないので慎重に使いたい。


【クイック】

「ミイちゃんありがと!!」

『クイック』ーー味方の一人のスキルの準備時間を少なくするバフスキル。

時間がかかるが高威力のスキルを持つ魔法使い系の職業と相性が良い。

……俺なんかには無縁だけど。

【フレイムバースト】

マイの放った炎がハーピーの群れを包む。

気持ち短くなってるーーか?

まあ、低レベルのバフで詠唱時間の短い下位スキルを短縮してるんだ。

もっと後半なら目に見えて違いも出るだろ。……たぶん。


 この後ハーピー狩りは、あっさりクリア。

俺たちが強くなってるーーと言うよりも、相手が弱かったなこりゃ。

もっと言うとあの山賊が強すぎた。

スキルの試し撃ちにしてももう少し強い相手のが良かったか?

……いや、一応ハーピーにも用事があった。

スキルはもう少し考えるとして……次は装備か。


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