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1人の少年が消えた世界

誤字脱字ありましたら、すいません

 シリウスが意識が失ってからの物語は大きく変化した。

 シリウスが急に居なくなると教会は大きな騒ぎ生み出した。

シリウス一家はこの国に対して強い影響力があり、その子供が教会の不手際により居なくなってしまうなんてことはあってはならない。

 王はこの事を耳に入れると直ぐさま教会に対して調査を行った。

シリウスを担当した司祭は酷く動揺していた様子でこう語ったという。

「魔法陣に手を伸ばしたら急に消えたんだ!

普通は精霊がその手を目印にこの世界に来るはずなんだ…」

 それを聞いた王は悩んだ。

無いとは思うが精霊界に行ったとなれば、我々にはどうすることも出来ない、かといってこのままではホワイト家が激怒しかねない。

ホワイト家の戦力は大きい。

 当主父ジャックは大規模魔法を1人で撃てるほどの魔力の持ち主だ。

普通、国に使える魔法部隊が100人息を完璧に揃えないと撃てない大規模魔法をたった1人でできるのは考えられないことだ。

 その配偶者エレノアは、嘘を見抜く特殊なスキルを持っている。また国民に人気で好感度が高い。敵に回せば、国民の3分の1は確実にホワイト家に着くだろう。

 そして娘であるクレアは、言わずと知れた“剣姫“の呼び名の通り、若いながら剣の達人である。

 この3人の他にも、国の脅威に成り得る存在が多々いる。

 そんなホワイト家がもしこの国を離脱したら国は荒れるだろう。

 王はどう説明をするか悩ませた。


◇◇◇

 その数日後の事である。

ついにホワイト家が王を拝見するため、王室に現れた。

 その時の事をあるメイドはこう言った。

「恐怖すらしましたぁ、

あんなのもう2度と体験したくないですぅ。」

 そう感じるほどの緊張感だったという。

王が座る玉座の数歩先にはホワイト家当主ジャックがひれ伏すことなく堂々と立っていた。

「それでは緊急報告をさせて頂きます。」

王の家臣によって報告がなされた。



 


外にいるとコタツが恋しくなります( ̄∇ ̄)

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