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精霊に会いました

誤字脱字ありましたら、すいません

(ここはどごだろうか…)

 目を開けると先程までいた場所とはまったく違った景色が広がっていた。

動物の姿形は見えないがかわりに拳1つ分くらいの人型のなにかが沢山シリウスの周りを飛び回っていた。

(なんだこれ…)

 シリウスは鬱陶しそうに手を顔の前に守るようにした。

 すると、人型のなにかから声が聞こえてきた。

「そんなに邪険しなくていいじゃない!」

「そうよ!!私達は精霊という凄い存在なのよ!」

「「「「「凄い存在なのよ!!」」」」」

 周りを飛び回る精霊からごちゃごちゃ言われほんの少しシリウスは切れかけた。


◇ ◇ ◇


 シリウスは少し落ち着いた後精霊達に気になったことを聞いてみた。

「で?なんで僕をここに連れてきたんですか?」 

 すると周りを飛び回っていた精霊達は皆動きを止めシリウスの前に集まってきた。

「それは勿論あなたに私達の誰がいいかきめて貰うためですよ。」

 1体の精霊がそう言うと他の精霊達も一斉に自分をアピールし始めた。

 そんなアピールを無視して、シリウスは質問を返してくれた精霊にまた聞いてみた。

「なんで僕が?たしか精霊のほうから気に入った人と契約するんだよね?」

 前にジャンナから教えてもらった知識を頼りにしながら確認すると、

「勿論普通はそうなのですが…あなたと契約したいと言う精霊がこれほどいるので、それだったら本人に決めて貰おうというわけです。」

「なるほど…あれ?なんで僕なの?」

 分からないことだらけのシリウスにさっきとは違う精霊が答えてくれた。

「あんたの魔力は私達精霊に相性がよすぎるのよ…どの属性にも相性が魔力なんて初めてだわ!あとここにいるのは上級精霊、それ以下は私達にいるから近づきたくても近づけないわ!」

 精霊に聞きたいことを聞くとシリウスは精霊達を観察した。

(7体か?この数だったら全部と契約できないかな?上級精霊って10年に一度くらいの確率って聞いたことあるし)

「絶対一体しか駄目なの?」

駄目元でシリウスがきくと、礼儀の良さそうな精霊が答えてくれた。

「いえ、そんなことはありませんわ!ここにいる精霊はあなたと契約したい同士、ケンカなんてことはありません!」

 そう精霊が言うと他の精霊達もうなずいた。

…さりげなくイケメンだし、とか聞こえないことはないがシリウスには聞こえなかったらしい。

「じゃあ、ここにいる精霊と契約するよ!」

シリウスが了承すると精霊達は光の粒となってシリウスの体に入っていった。

(すいません!!忘れてました。一気に契約したら負荷が…)

礼儀の正しい精霊がシリウスの頭の中で話す頃にはシリウスの意識は無くなっていた。



 

やっと精霊登場!

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