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精霊契約の時間です

誤字脱字ありましたら、すいません

 精霊について学んだ数日後の事である。

その日シリウスは父ジャックからいきなり重大な発言をされた。

「あっ、そうだシリウス今日お前の精霊契約の儀があるぞ」

 いきなりの精霊契約の話にシリウスは焦りながら

「今日ですか?!」

 と心の中の気持ちをはき出した。

「うむ、精霊契約の儀は精霊がお前を選ぶのであって別にお前に言う必要がないと思ったんだが」

 父ジャックはシリウスの反応に不思議そうな顔をした。

「父様それでいつからなんですか?」

 放心状態のシリウスに変わり姉クレアが質問すると、

「食事が終わったらすぐに教会に行くといってある」

 「まぁ!では早急に準備しなくては、なりませんね…」

 母エレノアの言葉に屋敷内のメイドが慌ただしくなる。

 そしてシリウスも急いで食事を食べ自分の部屋に着替えに行った。






「父様も急だと思わないかい?アニータ」

 自室へ戻りお付きのメイドアニータへ愚痴を漏らす。

「メイドの身である私には何も言えませんがシリウス様の精霊契約の儀がうまくいくように祈ります」

「まぁ、父様の言うとおり結果は精霊が決めるんだけどね」

 シリウスは正装に着替えながら気になったことをアニータに聞いてみた。

「そういえば、アニータは風の精霊と契約しているんだよね…便利?」

「便利ですよ。洗濯や洗い物がすぐに乾きますから、それに時々話し相手になってくれますし」

 無表情ながら、精霊のありがたさを口にするアニータだった。











~教会にて~

 精霊契約の儀が行われる教会では多数の子供達が順番待ちをしていた。

「おいあれって…」

「ああ…結構上の貴族だな」

「素敵…」

 子供達の話題の種は一際目立つ美少年であるシリウスの存在である。

「あれ、僕目立ってない?」

「気にされない事が1番だと…あっシリウス様の番ですよ」

 教会の人がシリウスを読んでいるのに気づいたアニータはシリウスに話した。

(緊張するな…)

 そう心の中で思いながら足早に教会内部の奥に入って行った。



 奥の部屋は中央に机があり対面するように2つのイスが置いてあった。

イスの1つは教会の人が座っていた。

「そちらにおかけ下さい」

 シリウスが座るのを確認した後教会の人は安心させるように呟いた。

「すぐに終わりますよ…では行きます!“精霊よ彼に契約を“」

 彼がそう呟くと、シリウスの目の前の机に魔方陣が現れ回り始めた。

「おお!精霊が惹きつけられていますな…シリウス殿その魔方陣に手を伸ばしてください」

 言われるがままに手を伸ばすと、一瞬にして見ていた景色が変わった。




もう1話今日中にできたらいいな。

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