表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者 Bad end  作者: K
1/7

勇者と魔王

ベッタベタな王道ストーリーです。

よければ読んでやってください。

いつの世も人の世界とは単純で残酷なものだ。

人は、平和を望みながら争いを繰り返す。

平和が訪れると人は悪役を立て、我こそは善だと騒ぎ立てる。

いつの世も、そんなものなのだ。

その事実に気付けるか否かは、己の進む道による。

幸か不幸か、いや、圧倒的に不幸であると断言できるが、私はその事実に気がつけた。

次にその事実に気がつけるものは誰なのか。

はたまた誰も気付かず終わるのか。

これからの楽しみにしよう。


ヴィルヘイト・フォン・ラグナス






序章 勇者任命


RPGのような本当の話。俺は今日、勇者になった。

魔王復活の神託を受け、国王陛下直々に"お前には勇者の才がある"とのお言葉を頂いたのだ。

俺は勇者になるため、日々鍛錬を積んできた。

剣術に魔術、武術と回復術は少々苦手だけども少しくらいなら扱えるようになった。

血反吐を吐くような鍛錬を思い出す。

剣を握り、何度も何度も素振りをした。

何百個と血豆を潰した。

それも、今日この日のために。


「ジン・ルクルーレ。お前を第23第勇者に命ずる。」


やっと、やっと待ち望んだこの日が来たんだ。

憧れのあの人のように。

俺は今日、勇者になった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ