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#12 放課後の幸せ

「来明末に武術の方と合同でやる運動祭がある。それを踏まえ、武術クラスの方と一度合同訓練を行うことになった。」


ウィルが手を挙げた

「合同訓練ということは実戦形式で何かするということですか?」


「そうだ。詳しいことはまた明日話す。今日は特に話すこともないからこれで終わり。解散!」


カバンに本を入れているところでクレアが近づいてきた

「レイさん。」

「どうしたクレア。」

「今日この後みなさんと少し街の方でお出かけをする予定なのですが、レイさんもいかがでしょう。」


彼らも来るのか


「いいよ。今日はもう暇だったし。」

「分かりました!ではまた後ほど。寮の入口の方で待っていますね!」

「あぁ。」


やけに楽しそうだな


〜数分後〜

「レイさん!」

「もう集まってたか。待たせてごめん。」

「ちょうど今集まったところですよ。さぁ、行きましょう!」


なんでこんなにウキウキしてるんだこの人は


「こっちの方は来たことがなかったな。」

「そういえばレイは俺とご飯に行った時も反対側のエリアだったな。」

「やっぱあそこの飯美味いんだよ。」

「分かるぞ。特にあの穀物と汁のようだが滑らかすぎない液体が混ざった珍しい料理。レイはメニューとは違う名前で呼んでたな。」

「あぁ、カレーか。」

「なんでそんな名前で呼んでるんだ?」


言えない

前世で食ったことあるなんて言えない


「あーなんでだっけな…確かどこかの郷土料理…に似てるからかな?!」

「そうなのか。」


切り抜けたっ!


「ここです!」

「ここは…ペットショップ?」

「はい!寮では飼育が許されてるのでネコを探したいんです!」


あそこ飼育していいんだ


「ちなみに二階はネコと遊べるスペースがあるそうですよ?」

猫カフェ的なやつか


「行くか。」

「え、ちょっとレイさん!」

「俺も行くとするかな。」

「クリスさんまで…」


「ウィル。あなたも行ってみてはどうですか?」

「お嬢様。私はあなたをお守りするためにいるのです。離れる事は許されません。」

「私は大丈夫ですよ。というより、あなたには離れてほしいのです。」

「え?」


「ウィルを嫌いになった訳ではありません。ただ、あなたにも楽しんで欲しいだけなんです。」

「お嬢様…」


「分かりました。何かあったら必ず呼んでください。必ずですよ!」

「えぇ。分かっています。楽しんで。」


〜2F〜

「なんですか…これは…」


そこにはネコに埋もれている二人がいた

「お、ウィルも来たか。」

「ここはいいぞウィル。」

「二人共…」


「抜けがけは許せませんよ!」

ウィルも埋もれた


〜1F〜

「かわいい…」

「いけません。私ったら…」


「いいんじゃねぇのか?お嬢さん。」

背後から声がした


「え?」

振り返ると大柄のフードを被った男がいた


「きゃっ…」

クレア自身が気づいた時には既にフードの男に捕らえられていた


「!」

「!」

(声が出せない…)


そのまま二人はペットショップを後にした


〜2F〜

「はぁー幸せ。」

「そろそろ戻りませんかー2人ともー」

「そう言いながらウィルだって埋もれてるじゃないか」

「当たり前ですよー」


おかしい

魔素を操作してこの建物の大気中にある物理的に干渉するものを全て感知していたが一人消えた

「ウィル、下に行け。会計は済ませとく。」

「え?」

「どうしたレイ。さっきまでネコに埋もれていたやつには見えんぞ。」

「下の階の人間が一人消えた。ウィルは確認に行くんだ。」

「分かりました。」


〜1F〜

「お嬢様?」

先程までいたクレアが一向に見当たらない


「レイさん!クレアお嬢様が!」

「あぁ。この感じだと、何かに巻き込まれたら形だな。」

「どうするレイ。追うにも手がかりがないぞ。」


「手がかりなら、ある。」

このお話の登場人物(主人公を除く)


ランス=マージ:王都学術校教師

クリス=ヘラルド:ヘラルド国王子

クレア=エリス:エリス家長女

ウィル=フリード:フリード家長男 クレアの側近

???:クレアを連れ去った男

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