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#10 憧れと冒険

祝10話到達!


1話1話が短くて申し訳ありません

大体漫画の1話ってこれくらいの速さで読むよなーくらいの感覚で書いているため他の方の作品よりも1話が短い構成になっております

〜先生の部屋〜


「失礼します。」

「待ってたよレイくん!」


「君がレイ=フリルだね?」


「あなたは…魔導師ロイド!」


「いかにも。私が魔導師ロイドだ。君の入学試験の内容を少しだけ見せてもらったんだが興味深い記述がいくつもあったが特にこの魔法陣。どこでこれを学んだ?」

「それが俺も一番知りたかったんだ兄貴。」


「基本は独学です。誰かに魔法を習ったことはありませんが、古い学術本を小さい頃から読み漁って高位の魔法まではそれなりに扱えます。」

「これは…」

「あぁ…」


「君がこの場で学べる魔法はないと言って等しいだろう。」

「え?」

「君の習得している魔法は今や研究施設で専攻している魔法のレベルだ。そのレベルをどれだけ扱えると言ったかね?」


「全属性のほとんどは…」

「それはその歳にはほぼ不可能に等しいのだよレイくん。」

「だが、やったんだよな…」


え?俺はそんなに凄いことできてたの


「これは私を越えられる逸材だ。」

「だな…流石にこの歳でこのレベルは聞いたことがねぇ…」

「えっと…それでお話の要件は…?」


「君をスカウトに来た。魔法師団に来ないかい。」

「魔法師団に…?」


待ってくれよ話が飛躍しすぎでは?

俺は今あの魔導師に褒められている

これは分かる

だが、急にエリートが多い魔法師団に入らないかと言われても困るぞ


「えっと…少しお時間いただけますか?」

「いくらでも待とう。良い返事を期待している。」

「大事な話だ。ゆっくり考えるんだ。」


とは言われたが…

とりあえずクリスの元に行こう…


「レイ!」

「クリス!悪いな。長くなって。」

「いや、いいんだ。早速行こう。」

「あぁ。」


〜ギルド〜

ここがギルドか…


「こんにち…はぁ?!クリス王子様?!」

「どうも。」


場がザワつく


「え、あ、え、ちょ、なんでここに王子様が…?」

〈おい王子様が居るぞ…〉

〈あれ本物だよな…〉

〈隣にいるやつは側近か?〉

〈すげえ…なんでここにいるんだ…〉


「ギルドへの登録をしに来ました。」

「え、いいのですか?隣の側近の方はともかく王子様は流石に…」

「側近じゃないですよお姉さん!」

「え?あ、これは大変失礼しました。」

「いやいやそんな謝らないでも。」

「私の身分のことは気にしないでくれ。」

「そう言われましても…」

「お願いだ。私ももう13だ。十分だろう。」

「そうですね…分かりました。登録用の道具をお持ちしますのでお待ちください…」

「ありがとう。」


〜数分後〜

「これは?」

「これはご自身の情報を入力するための魔道具です!ここに手をかざしてお名前を読んでください。」

「こう?」


「レイ=フリル」


「はい、これで登録完了です!初めはFランクからとなります。制度の方は?」

「既に知ってます。」

「でしたら話が早いですね!ではこちらをお受け取りください!こちらクエストの受注と完了した際にも使用しますので無くさないようお願いします。」


「分かりました。ありがとうございます。」

「いえいえ!冒険者ライフ楽しんでください!」


「終わったか?」

「あぁ。とりあえず今日はもう遅いしご飯でも食べに行こう。」

「…。」

「なんだよ。」

「…。」

「分かったよ奢りだな。」

「よしっ!」

「君は面白いな。一国の王子にご飯を奢らせるなんて。」

「クリスが対等にーとかなんとか言い始めたからな!」

「確かにそうだな!ありがとう。レイ。」

「今日は食うぞー!」

「やめろ俺もそこまで持ってないぞ。」

このお話の登場人物(主人公を除く)


ランス=マージ:王都学術校教師


ロイド=マージ:宮廷魔法師団団長 兼 魔導師 賢者に最も近い存在で次の賢者の候補とされている


クリス=ヘラルド:ヘラルド国の王子

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