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アンファミリア  作者: 童子ん氏
8/12

前夜

バッサリン飲んだので初投稿です。

 夜、月が真上に登り生き物が寝静まった静かな海に、月に照らされ海面に影が四つほど出来る。


 どれも女性の形をした影で、その一つは体を影より黒い霧が覆っていた。


 そのうちの三つの影はもう一つのより黒い影を追跡する。


 三人の先頭のリーダーと思われる者が残り二人に合図をすると二人は左右に分かれ、追っていた者を挟撃する。リーダーと思われる者の装備は他の二人よりも多く、彼女自身も他の者にない風格があった。


 真っ直ぐに飛ぶ弾が黒い女を捕らえようとする。


 だがそれに対し笑みを浮かべると、これを軽々と回避する。


 それを見たリーダーは軽く眉間に皺を作るとすぐに二人に指示をだす。


 それを聞き、各々頷くと腕に取り付けてある発射装置から何かを発射する。


 それは女の前方に撒かれると爆発し大量の煙を出す。


 あたり一面煙幕に包まれ何も見えなくなると女は急停止をし、周りを見回す。


 すると女の両側からゴーグルを装着した二人が勢いよく飛び出し攻撃する。


 手に持つブレードで女を切り裂こうとするがそれに対して驚かず、静かに振り下ろされたブレードを掴むとそれを握りつぶす。


 さらに二人のうち片方の頭を掴むと女の手のひらから爆発が起こる。


 その行為に驚くが、もう一人はその手を避け、すぐさま装備していたハンドガンを取り出すと発砲する。


 三発放ち女に直撃する。しかし服を貫通するがその肌は何事もなかったかのように傷一つついていなかった。


 女は一人の者の頭も掴む。


 爆発が起き、二人とも動かなくなると女は二人を投げ捨てる。


 女はそこからまた辺りを見回し、リーダーと思われる者を探す。


 煙幕が晴れるがもう一人の姿が消えていた。


 すると女の頭上に影が出来る。


 リーダーは女よりも上空におり、そこからブレードによる攻撃を行う。


 女はそれに驚きながらも攻撃を間一髪でかわす。


 上から下への斬撃を躱されたリーダーはそこから慌てることなく女に向かって何かを投げ、そのまま目を瞑る。


 女は投げられた物が閃光弾だと理解する前に投げられた物から大量の光が放たれる。


 あまりの眩しさに目を瞑り怯んだは瞬間をリーダーは見逃さず、すかさずブレードによる攻撃を行う。


 しかし、女は着ている服を広げ、そこに持っていた大量の爆弾を辺り一面にばら撒く。


 大爆発


 海面がまるで火事になったかのように爆発により明るくなる。


 爆発による煙が晴れると女はリーダーの頭を掴んでいた。


 リーダーは全身に怪我を負い、力なくぐったりとしていた。


 「人もどきめ・・・!」


 辛うじて声を出す。


 「それはあなたもでしょ?」


 そう言うと女はリーダーを投げ捨てる。


 あたりは再び静寂に包まれた。


 「さてと、面倒な奴らを追い払えたしこれで少しはゆっくり出来るわ」


 そう言うと女は髪を揺らす。


 揺れた髪は月の光を浴びて元の金色の髪をさらに美しく光らせる。


 「指揮官というのはどんなやつなのかしら?今から会うのが楽しみだわ」


 そう言うと遠く、まだかなり遠くにあるであろう目的の基地の方角を見ながら微笑んだ。

もうすっっごく頭が痛い。

丸々2日動けませんでしたね。

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