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今にも切れそうな【糸】で君と僕は繋がっている。

作者: 七瀬







【悲しい思いをさせてゴメン。】

君に、そうやってLINEを送った。


【会えないと寂しい。】と君からLINEが返って来る。

【どんなに離れていても、僕と君は繋がっている。】


僕がそう返すと、、、?


【あなたの温もりが欲しい。】と返ってきた。

【ゴメン。】と僕はまた謝った。

【どんなに遠く離れていても私達の想いはひとつだよ。】

と返ってきた。

【君だけを愛している。】と僕が送ると。

【私もだよ。】と返ってきた。





僕たちは、お互いの夢の為に頑張る事を誓った。

例え、別々の道を進んでも。

お互いの想いが通じ合っていれば問題ないと、、、!

去年の冬の寒い、12月の事だった。




僕たちは、遠く離れ離れで暮らす事になったのだけど、、、?

今でも、君への気持ちは何も変わっていない。

でも? 離れ離れになったからこそ! 寂しさも強烈に感じる。

まるでふたりの【糸】が切れたように感じてしまう。

本当は、何も変わっていないのに、、、君に伝わっていないだけ。

“温もりが欲しい”と言った君の言葉は、、、?

僕には、痛いほど伝わっている。

分かってはいるけど? 【夢を追いかける事を諦めたくない!】

何処までも、僕の夢だから!

繋がっているレールがあるなら、僕はずっと走り続ける。

僕は、止まらないと決めたんだ!




・・・だけど?

君を犠牲にする事は、違うと感じていた。

僕の夢であって、君を巻き込む訳にはいかない。

僕は、君にはっきりとした理由を言うわずに君の夢も応援している。

あの時の君は、僕の話す言葉にしっかりと耳を傾けてくれていた。


【お互いの夢の為に、、、。】

その言葉に、君も納得してくれてたんだと思う。





・・・お互い離れてしまうと?

心も離れ離れになったように感じるね。

そう、君は僕と同じように感じていると思うから。

だけどね? 【見る角度】がお互い違って見えているだけだよ。

本当は、あの時も今も何も変わってはいないんだ。

同じモノなんだよ!

君への気持ちも、ずっとずっとずっと変わってない。

そう、僕は君に言葉だけで伝えても伝わりずらいよね。

君は、僕と直接会って触れてほしいの?

僕からの“愛情”を感じ取ってくれるの?

温もりを、優しさを、僕の全部の愛を。

でも? 僕はそう思ってないんだ。

例え、君と会えなくても触れる事ができなくても。

“僕の言葉に変わりはない”誓えるから!

恋愛とは? 心が揺れ動くモノだし。

不安や寂しさも感じる。

それは、愛する人がいるからこそ感じる特別なモノなんだ。

決して! 一人じゃ恋愛はできない。

好きだと想える人と、お互いの想いを共有できる喜び。

恋愛は、そうやってふたりの愛を育んでいくモノだと僕は思う。





きっと、君も僕の想いが伝わる時が来る。

拮抗し合う想いは、誰にも邪魔できない愛の証だから。

僕の愛しき人。

どうか、君に僕の想いがぜんぶ伝わりますように、、、。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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