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ドジョウの譲二 3

作者: 平助

あれから どの位たっただろうか、僕のヒゲにも白い物が 目立ってきた

この頃よく同じ夢を見るそれは、ナマズ君と鯉君と交わしたあのヒゲ切りげんまんだ。

僕達には指が無いからウソ付いたら針千本のますと交わしたあの約束

だけど今、池の中では少し違うあの魚はしっぽが短いだの色が汚いだの悪口や陰口を言っているものがいる。僕達は友達の悪口陰口は言わないと約束したのにね寂しいです、ナマズ君 鯉君会いたいです。友達が困っている時には助け合るといいのにね。

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