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2人

作者: 世乃塚 紅迅

妄想が好きだったあの頃は1人で生きていけると思ってた。食って寝てれば生きていけるんだから。働けばお金だって手に入るし、奪うも勝手だ。

でも違うんだよ。そうじゃないんだよ。

1人だと生きてるのが分からなくなることがある。だって


「君は生きてる」


って言ってくれる人がいないんだもの。食って寝て本読んで映画観て勉強してという過程の中に自分が生きてることを証明するものがあるのか。自分は生まれた惰性で生きてる気がしてならない。

1人でなりたいものになるために努力したらなれるのか?なりたいものになった所で誰が証明する?


「生きていくのに友人とか要らなくない?」


「じゃあ今回も君は1人だね。」

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