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ウサギとカメの「カメ」をこらしめてみた

作者: Nadysha

ここはJ国。

お味噌汁がうまいんだとか。

でも法律にはうるさい(面倒くさい)。


道端でのこと。二台の車が走っている。

前を走る車はとろとろ。

法定速度のマイナス10kmも遅い走行。

後車はそれにイライラ。すぐ後ろをついてフラフラしながら前車を煽る。


あらあら。いったいどうなることやら。

ハム(私)ならこの国では前車が有利に思える。

なぜかって、では見てみる?


ビビッーーーー!!!

「なにちんたら走ってんだボケェ!」

「……」

痺れを切らした後車。反対線に飛び出しクラクションを鳴らして追い越す。

もうスピードで去っていく後車(もう既に前車だが…)を見送るハムとカメ。


カメ男は相変わらずゆるりゆるりと車道を進んでいる。

「なんだよ、あの慌しい車」

ハムから見ても単純にカメが遅すぎるだけである。しかし、しばらく進むとサイレンの音が聞こえてきた。


ウォーーーン。

パトカーと一緒に路肩に止まるのは、先ほどのウサギさんではないか。追い越しの件で、警察に捕まってしまったようだ。

その隣をほくそ笑んで走るカメ。

「はは、ほれ見ろよ。法定速度守らないで追い越しなんかするからそんな目にあうんだ」

勝ち誇った気分のカメをハムはこう思う。

それは、ただこのカメが”ルールを犯す者は悪”の国で悪者にならなかっただけの恵まれたカメであったからだ。


ハムはカメを別の世界へ連れて行こうと考えた。

たかだかウサギとカメのレースで慢心するような意識の狭さに罰でも与えてやりたくなってね。


ハムは特殊能力で、カメをJ国からP国の者へと設定を変更してみた。神業というものだ。

そもそもパラレルワールドだから、このカメがJ国にいなくても何の問題もない。

さて、先ほどと同じシチュエーションのP国版カメ車を見てみるかい?



ここはP国。

ナンともカレーがうまいとか。

ただルールもへったくれもない。


すさまじい交通事情の町中。

あちこちでクラクションが絶えない。

車線のない道路をあるところでは四、五台が走り、あるところでは二台が占領するなどめちゃめちゃだ。


その中にあのカメが走っている。

恐る恐る進む様子では、この国にいたっても臆病者だ。

ここはどうやら暴走ウサギがごまんといるみたいだし。



ビビッーーーー!!

パッパーーーー!!

ヴォンヴォーン!!!

「遅いぞてめー!」

「何してるんだバカやろう!!」

「ダンプに押しつぶされたいのか?」


ひどいバッシングの嵐に半べそかきながら走るカメは、警察が道路わきへ路駐しているのに気づく。

「すいません、警察官! みんなうるさいくらいクラクション鳴らしてひどいスピードで追い越していくのに、何で捕まえないんですか!?」

カメ男が必死に訴えているのに、この警察ときたら「は?」とでも言いたげな表情だ。

「私、よくみてたけどあなた遅いよ。ここはみんな急いでる通りなんだからあんなスピードで走ってたら危ない」

「えぇぇ~!?」

「はい、あなた。罰金ね」

「なんでーーー!?」


あらあら。どうやらこれでわかったかな? カメがどれだけ恵まれた国で自己満足していたことか。

J国は確かにすごい。ルールや法律を守る礼儀正しく、繊細で細やかな人々が暮らしているからだ。

しかし反面、決まりごとにしばられている人が多く息が詰まる。

一方でP国は、みんなが決めたことでも誰も守らない。自分勝手やりたい放題やっている。

小さなことなど気にしないのだ。


細やかさと大雑把さが存在するならそのどちらも許されることだとハムは思っているんだが。

ただウサギとカメのレースごときで奮起するとは、ハムもまだまだ修行が足りないようだ。




とりあえず実際みた光景と自分の妄想を合併して殴り書きしました。

物語とよべるシロモノではありません。

でもJ国とP国は実在します。

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