私の知られざる過去 1
私は、桜椿。高校二年生。花の苗字と名前って珍しいでしょ?父・桜悠太は、ここ桜グループの社長。優しくってとても家族思いなの。母・桜楓は、牧野グループの女社長。料理が上手くて自慢の母だ。私は、そんなパパとママが大好き。パパとママは、ちっちゃい時からの幼馴染み&許嫁で、今でも仲がいい。でも、私は、そういう風に親に決められた殿方と結婚をしたくはない。だって、自分で、好きになってホントに、好きにならないと、仲良くなんてなれないと思う。私は、親に引かれたレールの上歩きたくなんかない!両親は、好きだけど反対されたら、駆け落ちするわー!あっ、話しそれてたわね。私は、私立の女子高に通ってる。成績優秀だから、免除でこの学校に通ってる。でも、私は貧乏ではない。親に認められたくて頑張ってるだけ。よく同級生に聞かれる。「あんた、貧乏人?」って。私は、頑張ってるだけなのにそういわれると腹が立ってしょうがない。だから、私は、言い返す。ここで黙ったら女がすたる。「私より成績も家柄も顔も悪いあなたの方が、よっぽど最低だよ?」って。
私は、最近よくいっている所がある。そこは、白光火神社だ。何で、通ってるかって?そこには理由があったんです。
Ⅰ私の知られざる過去
いつも通ってるこの道。いつもと同じこの桜並木っと思ったが、違った。 (危ないっ)
えっ。何か声が聞こえた。そう思ったのもつかの間、昔の貴族の服を来ている男の人が現れる。
(悪霊よ。この扇子に宿れ)
とかなんとかいい、その悪霊は成仏してる。私は、キョトンとして声も出ない。
(あなた、誰なの?)
心でささやく。私は、この世にいる人物ではないと判断した。
(我は、徳本淳。あなたの前世の夫。我は、ずっとお前を探していたのだ。昔の約束を果たすため、我はここへ参った。)
えっ?私の…前世?何か意味わかんない。
(今から、我について来てくれ。)
といい、白い光の中に入ってく。まるで包まれるように。私も、白い光の中に、包まれるように入ってく。まるで、天国のよう。
すぐに、場所についた。まるで、ドラえもんのどこでもドアかと思いそう。あっ、あれ?淳さんは?
2好きな人