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みすえる未来

作者: 秋葉竹


 


よく晴れた

元旦 六時に 山頂で

人差し指を 天に刺したい




陽射しあび

心を明るくしたあとは

楽天てきに 都市をみおろす




ハンチング

帽子を片手で押さえこみ

でっかい声で天に叫んだ





望遠鏡

さえいらないな 世界なら

その果てまでも みえる 山頂




対岸に

去年のじぶんの亡き骸を

そっと棄てたら 蒼空を抱く





アーティスト

なんて笑っちまうよなぁ

わたしはわたし わたしであるのみ





白い歯を

みせて笑ってくれるのは

きっと罪さえゆるす気なんだね




黄金の

陽光 裸の心まで

黄金色に 燃してくれるね




神さまを

仲間と感じる山頂に

吹くは やさしく けだかい 涼風








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