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誕生日が近いので、振り返ってみた

作者: 仲木憩

ハッピーバースデートゥーミー!

いつの頃からか、というか義務教育が残りわずかとなった頃から、自分が成人するまでは生きていない気がしていた。

きっかけは特には無かった。強いて言えば、余命1ヶ月と宣告される夢を見たことだろうか。夢の原因は、高校受験の合否についての不安だと思う。実際、夢の1ヶ月後に受験の合否通知が来た。どれだけ不安だったんだ、当時の私。合格しててよかった。

人一倍体が弱かったり、持病があったりするわけではない。希死念慮が強いわけでもない。それでも、前触れ無しで目覚めなくなったり、ある日突然事故に遭って死んでしまったりするんだろうな、とぼんやり思いながら生活してきた。

結論を言うと、無事に成人した。自分は突然死ぬのでは、という考えは消えなかった。大した怪我も病気もせず、元気なまま1年が過ぎた。多分これからもこんな感じで生きていくのだろうと思いながら生活するようになった。あと1週間足らずで、22歳の誕生日を迎える。

ずっと自分の中にあった、希死念慮とは違う何かについて考えた結果がこの話です。私はこれからもそれなりに楽しく生きていくんだろうな、というのがこれを書き上げたうえでの感想です。

読んでくださってありがとうございました!

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