次回予告的なエピソード
「キョ」はキョウ
本庄「え、えっと……話って」
メイ「このあと時間ある? 無ければ明日かな――こほん。……新人バトラー、カイくん!」
本庄「は、はいっ!」
キョ「背すじピーンだ」
観上「擬音が付きそうなレベルだね」
メイ「――発表の心得についてお兄さん直々にレクチャーしてしんぜよう! ……なんて。どうかな?」
本庄「はわわ……」
メイ「……いやあ、そんなに畏まられるとお兄さんも困っちゃう」
観上「本庄、いつになく『ぼのぼの』の汗飛ばしてるね」
キョ「アニメのSE聞こえてきそうだな……」
??「メイ、ちょっといい?」
メイ「ん? どうしたのくぐる」
潜木「今、陽山先生から連絡があって――メイ、大学に課題の資料ほとんど一式忘れてるって……」
メイ「えええええっ!!? えっオレのところに連絡……あっ充電切れてーる」
潜木「研究室で預かってるから、なるべく早く来てほしいって話なんだけど……ええっと」
メイ「ちょっ、えっ、今すごい混乱…………――くぐる一緒に来てぇっ!」
潜木「……うん、そのつもり。あと、あの……提出日、月曜日だけど大丈夫そう?」
メイ「」
観上「……盛大に膝から崩れ落ちたね」
キョ「お手本みたいな『おーてぃーえる』」
本庄「あ、あわわ……」
メイ「……キョ、キョウ……折り入って頼み事があるんだけど……」
観上「はは、生まれたての馬みたい」
キョ「――某ローカル有名店のアイス、ダブルッ!」
メイ「かしこま……。――ということでカイくん、お兄さんこの通り不運と踊っちゃって……本当に申し訳ないんだけど、今回の先生役はキョウにバトンタッチさせて頂きたく……」
本庄「え! は、はいっ! 大丈夫ですっ!」
観上「……お兄さん、アイスってもちろん本庄の分もあるんですよね?」
本庄「ええっ!? いや、オレは別にっ」
メイ「今度ウチに遊びに来てくれたら……あ、せっかくならみんなで行こっか。駅からちょっとのアイス屋さんなんだけど……」
潜木「――メイ、荷物まとめといたよ。片付けは丹石さんが『気にしないで』って」
メイ「くぐるサンクス! そうだなる早で行かないと……本当にごめんね! じゃあちょっとダッシュで大学行ってくるっ!」
本庄「あ、はいっ! 気をつけて……!」
\うおお転んだァーッ/
\メイ、落ち着いて/
キョ「……本庄」
本庄「あ、うん……」
キョ「兄ちゃんね、ホントはわりとあんな感じ。……なんていうかさ、夢壊れたらゴメン」
本庄「え!? う、ううん。オレだって忘れ物しちゃう時あるし、体育でよく転ぶし……。そ、それに――普段が仮におっちょこちょいでも、お兄さんのすごさとカッコよさは本物だから……!」
観上「……本庄にまでおっちょこちょい判定されちゃったね」
キョ「されちゃったなー」
本庄「そっ、そういうつもりじゃ……もー!」
キョ「ごめんごめん。……てことで明日ヒマ? キョウちょっと教示の準備したいから今日このあとすぐルートの強行はナシで――」





