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小4男子、ビブリオバトる  作者: らと
【第一章】小4男子とビブリオバトル
25/33

次回予告的なエピソード

「キョ」はキョウ

本庄「え、えっと……話って」

メイ「このあと時間ある? 無ければ明日かな――こほん。……新人バトラー、カイくん!」

本庄「は、はいっ!」

キョ「背すじピーンだ」

観上「擬音が付きそうなレベルだね」

メイ「――発表の心得についてお兄さん直々にレクチャーしてしんぜよう! ……なんて。どうかな?」

本庄「はわわ……」

メイ「……いやあ、そんなに畏まられるとお兄さんも困っちゃう」

観上「本庄、いつになく『ぼのぼの』の汗飛ばしてるね」

キョ「アニメのSE聞こえてきそうだな……」



??「メイ、ちょっといい?」



メイ「ん? どうしたのくぐる」

潜木(くぐるぎ)「今、陽山先生から連絡があって――メイ、大学に課題の資料ほとんど一式忘れてるって……」

メイ「えええええっ!!? えっオレのところに連絡……あっ充電切れてーる」

潜木「研究室で預かってるから、なるべく早く来てほしいって話なんだけど……ええっと」

メイ「ちょっ、えっ、今すごい混乱…………――くぐる一緒に来てぇっ!」

潜木「……うん、そのつもり。あと、あの……提出日、月曜日だけど大丈夫そう?」

メイ「」

観上「……盛大に膝から崩れ落ちたね」

キョ「お手本みたいな『おーてぃーえる』」

本庄「あ、あわわ……」

メイ「……キョ、キョウ……折り入って頼み事があるんだけど……」

観上「はは、生まれたての馬みたい」

キョ「――某ローカル有名店(プレンティーズ)のアイス、ダブルッ!」

メイ「かしこま……。――ということでカイくん、お兄さんこの通り不運(ハードラック)(ダンス)っちゃって……本当に申し訳ないんだけど、今回の先生役はキョウにバトンタッチさせて頂きたく……」

本庄「え! は、はいっ! 大丈夫ですっ!」

観上「……お兄さん、アイスってもちろん本庄の分もあるんですよね?」

本庄「ええっ!? いや、オレは別にっ」

メイ「今度ウチに遊びに来てくれたら……あ、せっかくならみんなで行こっか。駅からちょっとのアイス屋さんなんだけど……」

潜木「――メイ、荷物まとめといたよ。片付けは丹石さんが『気にしないで』って」

メイ「くぐるサンクス! そうだなる早で行かないと……本当にごめんね! じゃあちょっとダッシュで大学行ってくるっ!」

本庄「あ、はいっ! 気をつけて……!」


\うおお転んだァーッ/

\メイ、落ち着いて/


キョ「……本庄」

本庄「あ、うん……」

キョ「兄ちゃんね、ホントはわりとあんな感じ。……なんていうかさ、夢壊れたらゴメン」

本庄「え!? う、ううん。オレだって忘れ物しちゃう時あるし、体育でよく転ぶし……。そ、それに――普段が仮におっちょこちょいでも、お兄さんのすごさとカッコよさは本物だから……!」

観上「……本庄にまでおっちょこちょい判定されちゃったね」

キョ「されちゃったなー」

本庄「そっ、そういうつもりじゃ……もー!」

キョ「ごめんごめん。……てことで明日ヒマ? キョウちょっと教示の準備したいから今日このあとすぐルートの強行はナシで――」

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