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あべこべ椅子

土日の2日間で、およその整理は着いた。

新しく買った洗濯機が家に着いたのが、日曜日の夜だったので、洗濯物を洗うことは出来なかったのが残念ではあったけれど、およそ予定通りに作業は進んだ。

後はソファーだ。

焦らず、部屋に住んでから購入しようと決めていたので、取り敢えずは簡単な敷物の上に椅子を置いて過ごすことになる。

Nの家に2脚あった椅子を持って来たが、その内の一脚はかなりボロボロだったので、せっかくだからと、新しい椅子を買ったのだが、大分高さが違った。デザインだけで衝動買いしたからだ。

これも愛嬌だ。

ちぐはぐな高さの椅子が並ぶのを見て、二人で笑った。

一緒に料理を作り、椅子に座って食べる。

Nは低い椅子。俺は高い椅子を使う。

椅子の高さと机の高さも合わないので、料理を取る時は身体を曲げないといけないし、Nと視線を合わせようとすると視線を下げないといけないので結構疲れる。

その様子を見て、Nが笑う。

「なんだよ。笑うなよー。」

「Tが選んだんだよ。これが良いって。

ちゃんと選ばないから。」

「…。

そうだね。今後気をつけなきゃ。」

「そうだよー。

それにしても、なんか偉そうに見えるね。」

「え?そうか?じゃあ交換する?」

「ヤダ!」

そんなどうでもない会話で又笑う。

食事が終わってからNは、両親に連絡を入れた。

電話が終わると涙を流した。俺は、頑張ったねと言って抱きしめるしか出来なかった。

だが、から元気も元気という表現が合っているのだろうか。互いに明るく振る舞い合ったせいか、日曜日の夜は涙を流すこと無く眠りについた。

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