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僕に義妹ができたけど……  作者: にゃん丸
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第4話

 母と新庄さんが再婚し僕と母は新庄さんが建てたマンションに住むことになった。

 マンション15階建ての新築高級マンションで14階が新しく住む部屋だ。

 ……14階?

 と僕も最初は???になりましたが14階が丸ごと新庄邸と言うことです。

 詳しく聞くとこのマンション自体新庄さんの物件だそうです。

 この新築マンションは1階ずつに10戸あり1戸ごとに4LDKだそうです。

 と言うことわ14階だけ40LDKで言いのかな?

 よくわからないけどとりあえず僕も1部屋もらいましたが広すぎて落ち着けないです。

 

 この14階に住む住人は僕と母そして新庄さんの他に新庄さんの秘書の方が2人と家政婦さんが5人

と秘書の方のご家族がいます。

 

 梓ちゃんは女優業で忙しい為マネージャーさんと2人都心のマンションで暮らしているそうです。

 僕は最初梓ちゃんと一緒に住むのにドキドキしたのですが女優業が一段落するまで別々に住むと聞いてほっとしたような残念なような……そんな気分でした。

 

 母が再婚して2ヶ月が過ぎ僕は入試に向かいました。

 当初の予定どうり宝秀学院です。

 入学金、授業料そして寮に入れて部屋代や食事代も免除になる特待生枠での受験です。

 新庄さんは別に特待生枠でなくても一般枠で受ければと言ってくれました。

 ですが僕は断り特待生枠で受けました。

 新庄さんはイイ人ですが、なんと言っていいかわからないですがその……貸しを作りたくないと言うか……頼りたくないんです。

 僕の学力だとギリギリなんですが。

 もし宝秀学院を落ちたら公立の夜間高校に行くつもりでいます。

 そのことは新庄さんにも母にも伝えていません。

 伝えたら絶対反対されるのでギリギリまで伝えるつもりはありませんでした。

 

 

 

 そして半月後の合格発表日僕は1人で宝秀学院に向かいました。

 母も一緒に行くと言ってくれましたが僕は断りましたがそれでも母はついて行くと頑として譲りませんでしたが最終的に新庄さんに言いくるまれて母は一緒に行くことを断念してくれました。


 合格しているかしていないかで僕の人生がかなり変わると思います。

 こんなに緊張したのは初めてです。

 僕は掲示板の前に立ち掲示板左上から成績順位が1番からなので僕も左上から順番に自分の番号を探しました。

 特待生枠は50位までです。

 50位以下に僕の番号があってもそれは落ちたと一緒です。

 僕の受験番号は821

 

 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………48位 821


 ありました。ギリギリですが僕の番号がありました。

 こうして僕は宝秀学院を特待生として合格することができました。

読んでいただきありがとうございます。

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