第2話 「透明人間になったと思ったら? 残念! 幽霊でした!」
アメリカ在住のアメリカ人です!
日本語の練習として書いています。
まだまだ勉強中なので、変な日本語があったら教えてくださいね~
楽しんでもらえたら嬉しいです!
ゆっくりに流れている川には、幻想的な光景の全てが映っていた。俺の姿以外、全部。
「あ、あれ?」
頭が真っ白になった。
「あ! これはあれね? 透明人間になった!水をかぶったら形が見えるかも!」
そう思って手を川の中に突っ込んでみたが
―あ、手がないね。死んだからなくなった手足の感覚が戻ったわけでもない。
「そういえば、さっきここに移動したとき、足も地面の感覚もなかった。」
それなら、何これ?!
試しに川の上に移動してみた。やっぱり、滑ったかのように、浮かんだかのように動いていた。真下には川が流れているのに、その冷たささえも感じない。いや、今の状態では上に浮いているだけぽい。
それなら次に上がってみたが、かなりの高さにも行けた。でも、ちょっと怖くなって、逆に下がってみた。やっぱり、川に入ろうとしても濡れる感覚も冷たさも感じない。地下に下がってみたが地面しか見えない。
地面の中まですり抜けるってなったから、答えは一つ―
「俺は幽霊になったか~」
いや、死んだから幽霊になったのが自然の流れかな。でも、転生の「生」が抜けている。これなら無双できそうにない。
「ま、自由に動ける分、情報は集め放題!スパイとしてでも活躍出来るかも!」
声を出してみたが
―あ、自分の声も発してないな~
気付くのが遅いね。
これならスパイとしての活躍も期待できない。情報を誰かに伝えられないなら何の意味もない。
「は~」
肺もないのに息が出来るかのように、頭の上だけでため息ついていた。
知るはずもないが、何かの形で生きているなら、母の心のどこかに安心感が伝わると何故か期待したけど、現実では俺は死んでいる状態とほとんど何も変わらない。
「いや、まだ諦めるのが早い!この世界なら霊能力者がいるはずだ!」
それなら早速、人間を探してみた。幸い、さっき空に少し浮かんでみたとき、空から神殿らしきものが見えた。誰もいなくても、何かの手掛かりが分かるかも。それに、異世界の神殿なら、何があるか考えるだけでドキドキしますね!心臓があったらの話!
無理って分かっていたけど、そこでキャラクター作成が出来るってちょっと期待しながら、ふわふわ進んだ。近づくとちょっと寂れている感じだった。かなり前からここは誰も使っていないような気配だ。前の方にはドラゴンの像も飾れているが羽やドラゴンの角など、細かいところが欠けていた。普通なら中に何が潜んでいるか心配するところだけど、死んだ後ならもう怖がることはない!堂々と中にふわっと入った。
中に入ると、広い部屋が一つしかなかった。壁には昔、色々な飾りの跡が見えたが、盗まれたか壊れていたか、ほとんど残っていなかった。屋根の穴からちょうど二つの月からの光が、床の一ヶ所を照らした。そこに光を浴びている美人な女性が魔法陣を描いていた。呆然とその光景を見ていた俺にその女性が突然涙目でこっちを見た。これも心臓があったらいろいろな意味でドキドキしていたに違いない!
次回、美人さんが、俺が見えるの!? とうなる―
第2話、いかがでしたか?
更新は不定期ですが、応援よろしくお願いします!
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