4/29
(二)-2
「秋葉原の極東娯楽科技集団の本社か」
警部補は体をよじらせて、運転席の真後ろの席で背もたれをシートに預けてゆったりと座っている、高齢の男性を見る。
「本当にあいつで間違いないんだよな」
「潜っている捜査官の報告ではそうだ。我々公安を信じて欲しい。すでに一年以上、ヤツらのアジトに潜っているのだから」
公安の男はそう答えた。
「それにしても君たちだって、逆探だけでなく、盗聴もしているのだろう。危険なのではないか」
(続く)
「秋葉原の極東娯楽科技集団の本社か」
警部補は体をよじらせて、運転席の真後ろの席で背もたれをシートに預けてゆったりと座っている、高齢の男性を見る。
「本当にあいつで間違いないんだよな」
「潜っている捜査官の報告ではそうだ。我々公安を信じて欲しい。すでに一年以上、ヤツらのアジトに潜っているのだから」
公安の男はそう答えた。
「それにしても君たちだって、逆探だけでなく、盗聴もしているのだろう。危険なのではないか」
(続く)
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。