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(三)-9

 お父さんは怖い顔がさらに怖くなっていた。そしてゆっくりと腕を下ろし、銃を床に捨てた。

「そうだ、銃をこちらに蹴ってよこせ」

 おじいさんが言うと、お父さんは銃をこちらに蹴った。

「ははは、いいぞ」

 おじいさんはそう言いながら、銃を拾おうとした。

 すると、またもや、花火みたいな音が短く鳴り響いた。そしておじいさんは銃を拾おうとかがもうとしたそのままの姿で地面にうつぶせに倒れた。

 すると突然、荷物の壁の上から女の子のそばに人影が飛び降りてきた。

 パンツスーツ姿で髪の長い女性だった。その顔を見て女の子は「お母さん」と声を上げた。


(続く)

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