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動機不純ヒーローズ  作者: 古川モトイ
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飯を食うゲ・ボー

「ゲボーはこの土地を治めるのですか?」

「治めない。この土地は獲物が小さすぎて巨人が飢える。」


巨人たちは一斉にウンウンと頷いた。


「東の方は動物が大きいの?」

「クジラ、ゾウ、ドラゴンのなりそこない。それらを狩る。」


食事している巨人たちからかぼちゃの匂いがする。


「かぼちゃも食べますか。」

「いつもたべる。」


黄色いパンのようなものをしきりに食べている。きっと大きなかぼちゃなんだろうと思いながら見ているとひとかけら貰えた。味が薄くてバサバサして粉っぽいがナゾの香ばしさがある。空の民たちは小動物を捕まえて焼いて食べているようだ。


「この土地はどうしますか?」


ゲボーは「なにもしない。帰る。」と言いながら遠い目をして食事をしている。ボブを見下ろしながらしゃべるのが億劫なのだろう。


「そういえばローブは着ないんですか?」

「持ってはいるが邪魔だ。普段着ない。私の力は地脈の力。大地の姿を変える力。いつもは必要ない。」


ボクはダメ元で聞いてみた。


「一つだけお願いがあります。」

「きこう。ボブは北の人間との戦を止めた。借りがある。」


ボブは旧ザワ領とキスタラ領、タカシ領に防壁を築くにはどうすればいいか尋ねた。


「私がやろう。朝にやろう。」


そういって食事を終えた。

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