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動機不純ヒーローズ  作者: 古川モトイ
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読書のススメ

ボブは熱心に薬屋ギルドの本を読んでいた。1回目の転生ではこの世界の文字は読めなかったが、2回目の転生ではなぜか読めるようになっていた。ボブは本を読むのが好きだった。ギルドマスターのピヨトルはたまに顔を出してボブの質問に答えたり、この近辺の薬の原料の採集場所を教えた。ピヨトルの商売の邪魔になるので、ボブはこの町に店を出すことは出来ないが、自分で作った薬をピヨトルの店に売ることは可能らしく、ピヨトルは少し期待しているようだ。


「薬屋用のワンドがある?」


ボブは薬屋用のワンドの作り方を発見して、材料を集め実際に作ってみた。


「あ、凄いこれ。」


ボブがこれまで回復魔法を覚えられなかったのはワンドの属性が違ったからだと分かった。そして、この世界の回復魔法はとても効率が悪い。薬草の力をブーストする「薬草の術」が圧倒的に便利だ。


「あ、やりやがった。」


ピヨトルがギルドに帰ってくると薬屋用のワンドを構えるボブを見つけて渋い顔をした。


「お帰りなさい。」

「ただいま。そんなことより、転生者、そいつはギルドの禁制の技術だぞ。」


ボブの作ったワンドがまずかったようだ。


「え?ダメなんですか!?」

「ダメだ。まあ、でも転生者がやる分には誰も怒らんだろ。」


どうやら持っていて良いようだ。


「まあ、グリーンワンドを持ったんならそっちの本読んでおけ。」

「これグリーンワンドって言うんですか。」


ピヨトルは頷いた。


「オレが持ってるヤツは、ホコリかぶってもうだいぶ緑じゃなくなってきたがな。」

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