表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/55

「ストーカーの金口」

 ――合宿2日目。今日も5時から、朝練をして、

 8時から練習開始だ。


「それではAチーム集まって下さい」


 ――山形県の、西喜怒にしきど中の主将、

 久川ひさかわが、声をかけた。



「それでは今日も、練習をして行きましょう。

 午前は、2時間ジョグをして、

 その後、山ダッシュです。

 それと、Aチームのメンバーも、

 昨日と変わってますが、よろしくお願いします」


 ――中乃崎なかのざきは、

 1日目、Aチームだった2人が、陥落し、

 リキと小杉が、Aチームに上がった。


 ――アップをし、ジョクがスタートした。


「これがAチームのペース!?速い。

 でも、昨日の疲労もあるけど、ついて行こう」


 ――リキは苦しみながらも、トレイルコースを、

 2時間で30km近い、距離を走った。



「流石、Aチーム、誰も離脱していなかった」


 ――その後は、100m位の山ダッシュを10本繰り返した。



「リキ君。お疲れ」


 あっ!林さん。


「やっぱAチームはキツイね。

 でもここを乗り越えれば、もっと成長できる」


 そうですね!



 ――午前の練習は終わり、昼食を食べ、

 また、13時から練習が始まった。



 ――400mのインターバルを、

 間のジョグ200mで、15本。



「1本目スタートします」



 ――スタートから、かなりのペースで、走り、

 1本目は、70秒。

 1kmだと3分を切るペースだ。



「このペースで走り続けるのか……」



 ――リキは粘りながら走るものの、

 7本目にして遅れてしまった。

 Aチームでも、他にも遅れてる選手がいるくらい、

 練習の強度は高い。



「何やってんだ!ここ乗り越え無いと、

 強くなれねぇぞ!」



 ――Aチームのチームメイトが喝を入れた。



「そうだ。こっからが勝負だ。

 Aチームの12人で、3kmを9分切ってる選手は、

 4人いる。あの剣川天空けんかわてんくうと、秋に、戦う為にも、

 ここで負けてられない」



 ――リキは再度、気合いを入れた、


 ――何とか14本目まで走り切りラスト一本!


「ここからはフリーペースで行きます。

 ラスト一本、気合い入れて行きましょう」



 ――スタートから飛び出したのは、

 他校のエース4人。

 その後ろに宮森が付いて行く、

 リキは疲労からペースが上がらず、後ろの方。


 ――そしてラスト200m。

 ここで中盤を走っていた、

 金口が一気にスパート!

 そして先頭でゴールした。



「よっしゃあ、宮森にも、他校のエースにも勝った!」



 ――金口は、「ストーカーの金口」と、呼ばれる位、

 粘り強い走りをするが、

 スピードは、あまり無かった。

 だが、今年は冬から、 自主練で、

 スピード練習をしていた事により、

 他校のエースにも、負けないスピードを、

 金口は、手に入れた。



 ――金口は宮村の元に歩み寄った。



「宮森、お前に勝ったぜ」



 ――最高に、腹立つにやけ顔だ。



 クソ。まだ終わってねぇ。明日と明後日で、

 見返してやる。



 ――そう言うと2人は手を取り合った。


 ――そして3日目も順調にこなし、

 4日目の、合宿、最後の練習!

 それは、3kmのタイムトライアル走だった。



 ――全国常連のチームのエース。

 宮森、金口、リキ、小田の、

 Aチーム、12人のガチンコ対決が今始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ