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1000mのタイムトライアル!!!

   ――宮森の宣戦布告に、周りは少しざわついた。


「そ……それじゃあ次」


 やべー!宮森先輩。半端ねぇー!


 ――小田が一人で楽しそうにしてた。



「それじゃあ、各中学の主将の一言も、

 終わりましたので、

 これから、4日間の、合同練習を始めます」



「チーム分けを、事前に送ってもらった、

 3Kmの自己ベストを、参考に編成しました」


 

「それでは、A、B、C、Dに分かれて下さい」



 ――そう言うと、各チームの、

 マネージャーが着ている、ゼッケンの所に並んだ。



 ――宮森と、金口は、Aチーム。小田がBチーム。

 リキは、Cチームからのスタートだった。



「それでは、丁度、15人づつ位に、

 別れましたね?

 練習を私達が、見ていて、

 AからDまでのランクが、

 入れ替わる事もありますので、

 よろしくお願いします。

 夜の21時頃には、各チームにコピーで送るので、

 安心して下さい」



 ――中乃崎なかのざきは、男子が、

 Aチームが4人。Bチームが、3人。

 Cチームが3人。Dチームが2人、

 女子は、Aチームが、3人。Bチームが5人。

 Cチームが、2人。Dチームが2人のスタートだった、


 ――チームが決まると、まずは軽く挨拶を始めて、

 練習が、スタートした。



「まずは、1時間のジョグだ。

 それなりにペースも速く、

 クロスカントリーコースの、高低差はあるが、

 難なくリキは、こなした」



 ――中乃崎のCチームの2人は。

 2年の遠藤に、1年の橋本。

 3Kmのベストは、リキと同じくらいだ。



「あいつらには負けられねぇ」



 ――ジョグが終わると、少し歩いて、

 競技場に移動した。

 

 ――競技場は、二面あるが、一気に、

 男女4チームづつが、練習すると、

 混雑する為、

 チームごとに、練習メニューの順番は違うみたいだ。


 ――ここの競技場には、他に女子のAチームがいた。


「それじゃあ、今から、

 1Kmのインターバル走を5本行います」



 ――そう言って、山形の、西喜怒にしきど中の

 3年は、話し出した。



「設定ペースは、3分20秒。間のジョグは200mです。

 それとラストの一本はフリーペースで行います」



 ――リキにとって、3分20秒は、

 余裕を持って走れるタイムだったので、

 リキが前を引っ張って、4本が経過した。



「それじゃあ、ラスト1本はフリーペースになります。

 気合い入れて行きましょう!」


 はい!!!


 ――大きな返事の後、ラストの1本がスタートした。

 雰囲気は最高だ。


 ――リキは1Kmのタイムトライアルのつもりで、

 前半から積極的に先頭を走った。


「ここはCチームだ。こんな所で、

 立ち止まる訳には行かない。

 ベスト更新してやる」


 ――しかし周りも負けていない。

 全国常連のチームとあって、リキに余裕でついていく。

 そして、ラスト一周で、一気に、

 他の4チームの選手が、前に出た。


「ここからが俺の課題。でも、ここから上げる」


 ――リキは思い切ってスパートして先頭に立つが、

 ラスト200mで少し失速。

 15人中3番の順位で走り抜けた」


 ――リキは悔しがったが、タイムは3分03秒。

 自己ベストを4秒更新した。


「クソっ。ラスト200mで失速した。

 でも、1000m4本走ってから、

 自己ベストを4秒更新できたのは良かった」


 ――走り終わると、チームの選手が、

 お疲れ様とか、凄いな。とか、言ってくれた。



 ――その後、100m位の、山ダッシュを10本して、

 クールダウンをして、午前の練習は終わった。



「さて、腹も減ったし飯だな。

 一旦宿舎に戻ってから、お昼を食べに行こう」



 ――夜は、チーム全員で夕食を食べるが、

 お昼は、チームごとに、時間もバラバラなので、

 各自で、食事をする事になっている。


「今は、11時20分。午後は13時からと言っていた」



 ――リキは、宿舎に戻りノートを書いて、

 食堂に向かった。


 ――お昼は食堂のメニューが選べて、提供される。



「あれっ!?リキくん?」


 あっ!葵じゃん!お疲れ!


「リキくん見てたよー!最後めっちゃ速かったね!

 自己ベスト出たの?」


 うん。3分03秒。葵はどうだった?


「凄い凄い。私は、3分17秒」


 えっ!本当凄いじゃん。

 この調子なら、10分10秒切りも、行けそうだよね。


「でしょ!最近調子良いんだ。

 1000m、4本、走った後にこのタイムだったから、

 良い感じ」


 ――中学2年の女子で10分10秒を切ったら、

 全国でも、100番以内に入る実力だ。


「でも、周りも速いし、主将の清水さんには、

 まだ敵わない。だけど切磋琢磨していけば、

 もっと強くなれる」


 清水さんって、10分切ってたっけ?


「うん。9分55秒」


 そっか。お互い頑張ろう。


 ――葵に元気を貰い、午後の練習がスタートする。

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