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駅伝部始動!!!

 ――夏休みに入り、駅伝部が誕生した。

 各部からメンバーを集め、陸上部も含め、

 秋の、中学駅伝に向けて始動する。



 ――中学の駅伝は、男子は6区区間、女子は5区区間だ。

 10月に地区の予選を、勝ち抜き、

 11月に県の駅伝大会で、

 1位を取れば、全国大会が決まる。



「今年も、駅伝部として参加してくれてありがとう。

 今年の目標も、去年、果たせなかった、

 全国大会出場が、目標だ。

 皆、よろしく頼む」



 ――陸上部の顧問で、駅伝部の監督でもある、

 金子がそう言った。



 ――中学駅伝の予選まで、後、3カ月で、

 どれだけ成長できるか。



「今日の練習は、10km走か。

 今日の練習の目的は、基本となる。足腰作りと、

 体力をつける事が、メインかな」



 ――リキは最近、練習の意図を良く考えて練習している



 10kmを走り終わり、練習が終わった。



 ――リキの中学、中乃崎なかのざきは、

 昨年は、男女共に2位。惜しくも、

 全国大会出場は、逃している。



 ――去年、全国に出ている、浜平はまだいら中は、

 あの剣川天空けんかわてんくうも、

 含めて、今年も、総合力が高いチームだ。



「おい。リキ」

「何ですか?先生」


「これからの成長次第だが、

 中学駅伝で、お前のメンバー入りの可能性もある。

 そこでだ。考えて欲しい事がある」


「あの、浜平中の、剣川は、

 全国でもトップレベルの、ランナーだ。

 勝つのは厳しいが、剣川と同じ区間で、

 どれだけタイム差を、抑えられるかが、

 勝負の分かれ目に、なってくると思うんだ」


「ウチに絶対的なエースはいない。

 だからこそ、リキ、お前が、9分前半のタイムで、

 3kmを走れるようになれば、剣川とも30秒差以内で

 戦える。スピードが一流のお前だからこそ頼みたい」


「そこでだ。まず今から、お前の1kmの、

 タイムを計りたいと思う」


「分かりました」



 ――リキは、アップを入れて、流しをしてから、

 走り出した。1週目から快調に飛ばすと、

 そのまま押したが、

 息もかなり乱れていた、

 だが最後は、懸命に腕を振ってゴール。



「3分07秒だ」



 ――リキは疲れで座り込んだ。



「リキ、お前、どんどん速くなってるぞ?

 まずは、1km3分切りを目指そう。

 そしたらそれよりも遅いペースには、

 余裕が生まれてくるから、

 そしたら、3kmも、10分が切れるはずだ」


「分かりました。まずは8月の内には、

 1kmを3分を切るのを目標にします!」


「そして決めました。11月の中学駅伝までには、

 3km9分切れる走力をつけて、

 僕がチームを引っ張ります!」

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