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優等生が、「オール5」を目指すなら、俺は、「オール1」を目指してやる!

  「義務教育」それは、小学一年生から、

 九年間、学校教育を受けさせる、日本の法律だ。

 俺、大山おおやまリキは、だだ今、絶賛、義務教育中だ。



 勉強なんてしたく無い。だけど、この法律によって、俺は勉強しなきゃならないし、学校にも行かなければならない。



 勉強できる奴は、評価が上がって、

 親や先生から、良い評価を受ける事も多いけれど、

 俺みたいな、勉強ができない奴は、周りから見下され、

 ゴミのように扱われるだけ。



 勉強なんてしたく無い。

 だけど俺は義務教育中。

 義務と言えば、聞こえは良いが、

 強制的に、勉強を強いられる身分。



 だからと言って、勉強の全てを否定してる訳では無い。

 勉強が出来れば、良い高校や、大学に行けて、

 良い就職先や、やりたい職業にも就けるかも知れない。



 だけどそれだけだ。

 


 結局は、働く為。そう働く為。

 


 中学二年の俺だって、将来は、働いて、

 定年まで仕事をして、

 そうやって生きていくんだろう。



 勉強は、面倒くさい。

 働くのも、面倒くさい。



 生きていると、面倒くさい事が多い。

 


 それでも、生きて行かなきゃならない。



 確かに、勉強は大切だ。

 だけど人生の主人公は、自分自身。

 悪いが、俺のやりたいようにやらせてもらう。

 


 奴らは、勉強できない俺を、「バカ」と呼び、見下す。

 ならどうせ、「バカ」と呼ばれるなら、

「大バカ」ものになってやろうじゃないか。



 優等生が、オール5で100点目指すなら、

 俺は、大真面目に、オール1とオール0点を、

 目指してやる。



 点数や評価が、俺自身の評価だとは思っていない。

 自分自身の事は、安く見積もるつもりはない。

 


「バカ」の、恐ろしさを見せつけてやる。



 俺は、大真面目に、オール1を目指す!



 そう、「大真面目」にだ。



 わざと授業をサボったり、

 わざと悪さをして評価を下げて、

 オール1を取っても、つまらない。



 俺は、大真面目に、真剣に、全力で、

 オール1を狙うんだ。



 将来?そんなの知らない。



 フリーターになる?

 社会不適合者?

 


 知るか。



 俺の道は俺が決める。



 俺がやりたいようにやって、

 やりたい事やって、全力で生きるだけだ。



 本気で、オール1を目指して、

 オール1すら取れない奴に、

 将来、何が成し遂げられるんだろうか。



 オール1は評価としては最低だし、

 世間様からしたら底辺だろうが、

 全力でその目標を達成した時に、

 俺は、人間として成長できる気がするんだ。



 俺はオール1を本気で目指す!

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