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夢の島再開発計画  作者: 若松ユウ
第一部「視察団訪問」
1/10

#000「プロローグ」

――ねぇねぇ、裏野ドリームランドの七不思議って知ってる? 市内では結構有名な話なんだけどさぁ。

  *

局長「閉園してから五年近く経ちますし、何より駅前の一等地ですからね。市としても、このまま放置しておく訳にはいかない事情がありまして」

オーナー「残念ですね。でも、たしかに老朽化も心配ですね」

局長「ご理解いただけますね?」

オーナー「えぇ。……わかりました。名残り惜しいですが、手放しましょう」

局長「ご協力、深く感謝いたします。それでは、こちらの書類に目を通していただいて、読み終わりましたら末尾にサインと捺印をお願いします」

  *

局長「それでは、視察に移りましょう。事前に会議で打ち合わせた通り、担当が決まった人から、速やかに点検を始めてください。私は、オーナーと一緒にスタッフルームで待機していますから、異常があったら直ちに知らせること。――佐藤くんは、ジェットコースターを」

佐藤「ハーイ。行ってきまーす」

局長「高橋くんは、アクアツアーを」

高橋「はい、局長。合点承知之助です」

局長「伊藤さんは、ミラーハウスを」

伊藤「承知いたしました」

局長「それから、ドリームキャッスルは、山本くんに」

山本「了解です」

局長「メリーゴーラウンドは、小林くんに」

小林「あっ、はい」

吉田「あたしは、観覧車ですね?」

局長「そう。頼んだわよ」

  *

オーナー「そうですか。ご来園いただいたことがお有りでしたか」

局長「そうなんです。閉園する、三年ほど前に。――遅いわね。どうしたのかしら?」

オーナー「もうじき、戻られるでしょう。ご心配なのでしたら、様子を見て回ってはいかがでしょう? ここに誰か来られたら、こちらからお知らせしますから」

局長「そうですね。それじゃあ、お願いして、伺ってきます」


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