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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
初めての異世界生活
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少女との出会い

次回は守護者とのバトルです!

初めての戦闘シーンを書くので、下手かも知れませんが楽しみに、していて下さい。

俺は五歳になってから、森で鍛え始めていた。



最初は魔法を使って、森の中にいる魔物等と、戦っていた。

俺が魔物を知ったのは、文字を読めるようになって、書斎で読書をしていた時に見つけた、魔物図鑑で知った。

そこから俺は、森で魔物相手に特訓して行ったのだ。



「それじゃ、また森に行ってくるね。」



「お気おつけて下さいアスナ様。森には、魔物が居りますので。」



「大丈夫だよ。アルミナ」



「アスナ様は、分かっておりません!」



俺は何時もの様に、アルミナの説教を貰って、森へと行った。



(今日の予定は、少し奥まで行ってみようかな?)



「良し!そうと決まれば、早速魔法の出番だな!」



俺は、ここ最近魔法やスキルの訓練や実験をして、オリジナルの魔法等を、作っていた。まあ普通は、オリジナル魔法は欠点が多くて、作るのにも、かなりの時間と試行錯誤が多いのだ。そこは、前世の地球での知識で、何とか出来ているけどね。



俺が作った魔法は、強化魔法と複合魔法と憑依魔法の三種類だ。

強化魔法は名前の通り、自分の肉体を強化する魔法で、MPを10使う事で、ステータスが50上がる優れ物だ。またMPの使用料を増やせば、そのぶん上がる仕組みになっている。



複合魔法の方も、名前の通り、違う属性の魔法と魔法を、複合して使う魔法だ。俺が作った複合魔法で、説明すると、火魔法と光魔法の複合魔法 『白炎』がある。



これは、火魔法の方を、威力を上げると、超強力な圧縮された、火魔法になる。これは触れた後そこには、軽くマグマになるほどの、熱量だ。逆に、光魔法の方を威力を上げると、回復魔法に変わる。



中々の使いどころの有る魔法だと、俺は思っている。これ自体は、調整が効くので、剣のように形を変えたり、火の玉として、飛ばすことも出来るからだ。また使用者には、ダメージが無い優れ物だ。



そんな説明をしていると、だんだん空が、雲で覆われ始めて、雨が降り出した。



「マジかよ。仕方ないーー雨宿り出来る所探さないとな」



少し走った先に、丁度人が入れる位の高さがある、洞窟を見つけた。

(ここで少し、雨宿りするか。あぁーーーアルミナ心配するよな。)



洞窟に入って少し奥に進むと、どこか懐かしい魔力を感じた。

(何だこの魔力?微細だが奥まで進んでいる、それに一度感じた事があると思うけど、どこでだ?)



俺はその魔力が気になり、洞窟の奥まで進んで行った。

奥まで進むと、広い空間に出た。そこには見た感じだと、お予想三メートル程はある、扉だけが、あった。



俺は扉の前まで行くと、その奥から先程から感じていた。

だがこの扉は、子ども一人で、開けられるほどの物では無いので、俺はどうしたものか、考えていた。



『ーーー扉に貴方の魔力を流して。』



「誰だ!.....この声どこかで聴いたことがあるけどーー従ってみるか?」



俺は聴こえてきた声の主言った通りに、扉に手をかざし魔力を流した。



『ゴゴゴゴゴォォォーーーー』


扉は、音をたてながらゆっくり開いっていた。

扉が完全に開けきって、中に入ると、奥には、小さな神殿があった。

神殿の中に入ってみると、そこには一本の剣が刺さっていた。

だが、それよりも俺が気になったのは、その奥に浮かんでいた、大きなクリスタルがどうしても目が離せなかった。



そしてクリスタルの中には、綺麗黒髪をした少女が、眠っていた。



「俺は、この子を知っている?......おかしい俺はこの世界で、一度もこの子と会ったはずが無い。..........この世界?じゃあーー前世で、出会ったのか?」



俺はそのままクリスタルの前まで行くと、扉の時と、同じように魔力を流した。



「やっぱ駄目かーーーうっ!?急に眼が!一体どうなってんだよ!」



右の眼が青から白銀へと変わり始め、初めての魔眼が発動した。

魔眼が発動するのと同時に、右眼に膨大な魔力が集まり始めた。



「なぁんでっ魔眼がっーーこれを、使えって言うのか?」



俺は、クリスタルに向けて魔眼に溜まった魔力を解き放った。



『ピキ、ピキバキバキバキバキーーーーパッキンーーーーー!!!』



そしてクリスタルは崩れ落ち、中の少女も落ちてきた。

俺は急いで、落ちてくる少女を受け止めた。



「おーい........息はーーしてるな。何か着せないと、色々いと、危ない事になるな、これは」



俺は自分の着ていた上着を、少女にかけると、目が覚めたのか。

俺の顔を、まじまじと見てきた。



「あなたーーアスナなの?」


「えっそうだけど、ーー何で俺の名前をしっているんだ?それに君の名前は?」


「ルナ........それがたぶん私の名前ーーー後、アスナの名前知ってるのはーーーー何で?分からない。」


「俺に聞かれてもな。ーールナはどうしてここに居たのか、憶えてるかな?」


「うーーーん......分からない。」


「そうかーーなら何か憶えてる事はあるかな?」


「アスナの事が、凄く好きなこと。」


「うっ........急に、なに言い出すんだ。俺は、ルナと今初めてあたんだぞ!?」


「でも、アスナの事、好きだよ?」


「ーーーーーありがとうございます。」


「どういたしまして?」


「それよりもここから出るか。」



その時、神殿の外から、強大な魔力を俺は感じた。



「何だ!この魔力のデカさは!」


「アスナ危ない!守護者が起きた!」


「守護者?何だそれ」


「私をここから出さないためにいる存在それ以外。分かんない。でも凄く危ない物だけは、分かる。」


「くそっ!ーー武器が無い状態で、俺の魔法だけで倒せるか?こんな事になるなら、剣の一本、持ってくれば良かった。」


「ごめんなさい。ーー私が目覚めたせいで........」


「ルナのせいじゃない!それに目覚めさせたのも、俺だ!」


「アスナーーー剣ならある。」


「ルナ何処にあるんだ!」


「あそこに刺さってるのアスナなら、抜けるはず。」


俺は、刺さってる剣に向かって手を伸ばした。

剣は、かなり深く刺してあるのか、びくともし無かった。



「抜けろっーーーー!!!」


俺は体に魔力を流しながら無理矢理に、強化して剣を抜いた。

抜いた瞬間、剣の説明欄が出た。



<<魔剣・セレーネ>>


貴方は、この剣の主になりますか?

YES/NO



「魔剣だろうが、何だろうが、使ってやるよ!俺に従え!魔剣・セレーネーーーーーー!!!」


『貴方を、我が主と認めます。ーーこれからよろしくお願いします。主様』



そして俺は、魔剣・セレーネを右手で持ち、守護者に挑んだ。




















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