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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
新たなる出会いと影
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聖女の来日

月曜日に投稿するかもと言って火曜日なってしまいました。( ̄▽ ̄;)


次回の投稿は後書きにて書いてあります。


春休みも残り3日になった。

本当なら学園の方の屋敷に戻って残りの時間を過ごす予定だったのだが……



「どうかしましたか?」


「いえ、少し考え事をしていただけです」



私にそう喋りかけたのは神聖国の聖騎士エルザです。

元は七聖剣というセレシナ神聖国の7人いる騎士団長だったのですが、タナカ達との戦争後、教皇と私は七聖剣を解体し新たに聖女を守るための騎士団、聖騎士団を造り上げました。


中身は七聖剣の時と対して変わりませんが、元々七聖剣は半分は過激派の人間がいたため、それの実権を無くすために立て直したのが聖騎士団なのです。


今の聖騎士団には3つの騎士団に構成され、聖女の近衛を担当するエルザの戦乙女団。

外交や外部の敵から国を守る盾であるランスの蒼薔薇団。

国内の治安と不正を正すバハルの銀鷲団。


私はその戦姫団と共に行動していた。

聖女として。



なんでこうなったのです。


(周辺国に不穏な動きがあると教皇様が仰て言っていたではないですか)


でもその確認のために私が聖女になる必要あります?

ランスにでも行かせばいいじゃないですか?


(その彼も一緒ではないですか。それに断らなかったのはマスターですよ?)


そうですが……




それは二日前家に届いていた一通の手紙に書かれていた。

相手はセレシナ神聖国の教皇からでした。


周辺国であるログリア王国での不穏な動きあり、出来れば聖女として視察に行って欲しいと。

理由は私なら最悪何かあっても対応できる事と、教皇が高齢であり、ログリア王国までの長旅は難しい事からだ。


そこに聖女の存在を他国にも広める事もあるのでしょう。

それに私がこの話を受けたのはログリア王国内で勇者召喚をするかもしれないという情報が出てきたからだ。


これが事実なのかそれともデマなのかも知らないといけない。

またタナカのような不幸な人間を生ませないため。

そして勇者召喚によって生贄にされる人間を無くすためにも。


それは戦争後に分かったことだですが、カッスナー元大司祭は勇者召喚の生贄に国内の孤児を集め、それを生贄に勇者召喚を行ったのだ。


勇者召喚は各国が禁忌とした魔法であり、それをカッスナーは教皇に極秘で行い、召喚した勇者を私兵にしていた。



あれは絶対に人間がしていい魔法では無い。

本当にログリア王国がそれをするのならば、私はそれを絶対に止めないといけない。



(それになんだかんだ私に話す時も女性のままではないですか?)


それは自身の心構えみたいなものです!

好きで意識を女性に変えてるのではないのですから。


(そうですか。それよりもそろそろですね)



それと同時にエルザも同じ事を言った。


「そろそろログリア王国内に入ります。ここからはより警戒を強くしてくださいませ」



その後、私たちはログリア王国の街に泊まることになった。

宿はその街の領主であるレールカ男爵の屋敷だ。


「お待たせしました聖女様と護衛の皆様方。私くしはここの領主を務めるレールカ・ビビディ男爵です。旅の疲れもありましょう。お風呂の用意もありますので疲れを是非癒してくださいませ」


「これはありがたいですレールカ男爵。私は聖女様の護衛であるランス・エイスです」



男爵の対応したのはランスでした。

彼は外交としての顔を持っているため、私が無理に喋らなくとも対応をしてくれます。



相手はどうやら聖女姿の私と話したかったそうに、こちらをチラチラと見ていますが無視です、無視!


私が話す気がないと分かると思いっきり顔に出して凹んでいましたが、この男爵大丈夫ですかね?


いくら何でもこれじゃあ商談の時とか相手に考えがバレバレでしょうに。


(配下に全て任せてるのではないのですかね?)


それでも一応貴族なのですから、外面は厚くないとおかしくないですか?


(人には得意不得意がありますので。)



そういうものかな?



その後に部屋に案内された。

私はどうやら女性という事でエルザと同じ部屋になった。

1人部屋のが良かったのですが、聖女であるため1人にして何か会った時に対応できるようにエルザと部屋を一緒が良いらしいです。



(今日はもうずっとそのお姿のままですね)


災厄だ。

まさか風呂も一緒はないですよね?


(さあ?その時にわかるのでは?)


私は聖女なのですから神に祈りましょう。





夕食をご馳走になった後、問題だったお風呂の時間になった。



「いいお湯ですね」


(それは良いことですね。どちらの意味でも)


「ふふふ。本当に1人で入れたのには感謝ですね」



私は風呂にはどうにか1人に入りたいとお願いし、風呂場の前にエルザが警護する事で何とかなりました。

私はお風呂を出て警護をしてくれてたエルザにお礼をいった。


「エルザさんすみません我儘を言って」


「いえ、良いのです。聖女様のお疲れが取れるのであれば、私は何でもしますので!」


「ふふふ。頼もしい限りです。それでは私は部屋に戻りますので、エルザさんもお風呂で疲れを癒してくださいませ」



私は部屋に部屋に戻った後、エルザが戻るまで濡れた髪を乾かしていた。

男の子の時と違い、今は髪の長い女性の姿の為髪の手入れが大変ですね。


(やる事が女性そのものですね)


悪いですか?


(髪は女性の命ですから。手入れは念入りにしてください)



エルザが部屋に戻った後、彼女の髪も手入れをしてあげその間楽しく会話を弾んだ。



それから二日間をかけ、私達はログリア王国の王都にたどり着いた。



「ここからが本番ですね」


「はい。私達聖騎士各員もより警戒を強くします」


「それは程々にしましょ。ここは敵地の真ん中ではありますが、私達は視察に来たのです。それなのに騎士達がいつでも戦闘状態に入れる態度はここに住む住民達に不安を与えてしまいます。私は聖女なのですから、民に与えるべきは恐怖ではなく、平和と希望を与えなければいけないのです」


「かしこまいりました。それでは私達もあまり刺激の与えない程度に警戒を致します」


「ありがとうございます。エルザさんには今回何度も我儘を言ってしまいましたが、よろしければ私に愛想をつかないでくださいね?」


「そんなことありません!どんな願いにだって私達聖騎士は叶えてみせます!」



「セレシナ神聖国御一同様の王都入場確認しました」



門番の対応の声が聞こえた。

そして私達はログリア王国王都に無事入ったのだ。








「ここに村があったと言うのですか!?」



その悲鳴にも聞こえる叫びはクローディアが言っていた。

彼女の目に前に広がるのは地面に描かれた魔法陣の焼き跡とその上に広がる無人の村だ。


そこにはついさっきまで誰かがいたのだろうと分かる生活の跡が残っているが、そこには人だけが消え、残されたのはそこにいたと分かる人の黒い影だ。

くっきりと壁や地面にこびりついた影、それに恐怖を持たないわけが無い。



実際にクローディア以外の学長の部下達もその光景に顔を青くする者もいる。



「このような場所が後2箇所発見されてます。そのどれも小規模な村で起きてるらしいです」


「勇者は召喚されたのですか?」


「そこまでは不明です。王子が護衛を増やしたり、誰かを屋敷に匿っていると言う情報も出てません」


「ではこれは勇者召喚の失敗で起きたというのですか……これが人のすることですか」



「次の場所は王都に迎えと」


「王都にですか?」


「はい。セレシナ神聖国の聖女が来日するらしく、そこに王子も参加するらしく、上はそこで何か王子側から動くのではないかと考えています」


「勇者召喚に対して最高の素材として聖女を使うということですか」


「上も同じ考えです。私達は王都に潜入後、聖女の護衛をし、王子が動いた場合、その証拠を掴めと」


「わかりました。私達も行きましょう王都へ」




交ざり始まるクローディアとアスナの物語。

偶然にもログリア王国の勇者召喚という禁忌で結びついてしまった因果。

それは王都での聖女来日により物語は大きく動き出す。





これでこの章は一応の完結です。

次章はだいたい一週間程間を開けてからの投稿再開になると思います。


久々登場の聖女アスリーナ。

彼女もまた次章の主人公としてクローディアと関わっていきます。


多分アスナくんはお休みかな?




いかかでしたか?



もし続きが気になる!!もっと読みたい!!興味がるかも?と思えて貰えたら、ブックマーク&評価して頂けるととても嬉しいです!!



これからもどうぞ、宜しくお願いいたします!!((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

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