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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
新たなる出会いと影
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遊びに行く=ギルドで依頼

俺は休日の日にアルトと遊ぶ約束をし、今広場で待っていた。

ペルソナ集合時間まで後どれ位だ?


(後10分程度ですかね。)


少し早く来ちゃったかな?

俺は初めての男同志の遊びにすごく楽しみにしていた。


(見た目はどちらも可愛らしい女の子ですけどね。)


俺の心の声に反応するなよ!

それに容姿は俺が一番気にしてんだから。

やっぱり男同志だし、遊ぶなら冒険者ギルドで依頼かな?


(何ですかその危ない遊びは!?子どもらしい遊びがあるでしょ!)


う、うるさいな!

仕方ないだろ。何時もはルナやシロエ達としか遊んだ事ないんだから買い物とか食事に行くとかしか無いし、クロエは何時も修行をつけたりとかしかして無いから。男同志だとそういうのしか思いつかないんだから!


(……分かりました。でしたら私が計画しますので私に任せてください。)


頼んだよペルソナ。

俺は自分の不甲斐なさを身に染みながらアルトを待った。



「ごめんアスナ待った?」

「いや、全然待ってないよ。僕も付いたばっかりだからね」

「そうか〜良かったよ。待たせてたらどうしよかと思ったから」

「それじゃあ行くか」

「うん!そうだね」


それにしてもアルトの服装似合ってるな。

肩まで伸びた金髪に合わせているのか、服は派手な色で合わせてるのでは無く大人しめで合わせており、それが金髪を目立たせている。何ていうか、女の子ぽっい服装だな。


(マスターも負けてませんよ?服は何時もレイラ様とシロナ様が選ぶのですから、自然と女性らしい服装になっています。)


そうかな?そこまで女ぽっい服か?


(知りませんでした?それ一応女性物の服ですよ?)


え、まじ?


(戦闘時こそマスターは何時もの黒装備ですが私服の時は学園に来てからほとんど男性服を着てませんよ?)


これ、女性服なのか…


(細かく言うと、女性用の男装服みたいな物です。)


今度からは自分で服買おう。

俺はそう心に誓った。



そしてアルトに付いて行って着いたのは、


「冒険者ギルドに用事でもあるのか?」

「何言ってるの?遊ぶんでしょ?だったら依頼を受けて外に魔物狩り行くでしょ!」


俺は何か間違っているのだろうか。

男の遊びとは、依頼を受けて魔物を狩るのが遊びなのか…


(これはただたんにアルト様の考えがおかしいので合っていますよ。普通はその様な考えには至らないかと…)


ですよねー


アルトは依頼が貼ってある壁の方へと行き、どれにするか迷っていた。

俺も混ざって選んだ方が良いのか?

俺は仕方なくアルトの所へと行き適当に依頼を選んでそれを受付に持って行った。


「ニーナさんコレお願いします」

「珍しいねアスナ君が迷宮以外の依頼を受けるなんて」

「友人の遊びで」

「遊び?よく分からないけど、はい依頼の確認は終わったわ。行ってらっしゃい」


俺はニーナさんに依頼を受けた後、アルトを連れて外に出て行った。


今回の依頼内容はオークの討伐だ。

なんでも最近森でオークが繁殖しているらしく、その数を減らす為の依頼だ。

報酬は三体討伐毎に増えていくと書いてあった。


まあ三体も倒せるのかね?

俺はオーク如き雑魚は倒せるが実際アルトの実力は知らないしな。

まあ危なくなったら助けるけどさ。


外に出た後アルトに今回の依頼内容を伝えた。


「オークか。分かったそれじゃあ行こうアスナ!」


そうしてアルトと一緒に森へと向かった。

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