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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
セレシナ神聖国へ
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聖女と戦争

アスナの介入により俺達の戦争も終わりを迎えた。

そしてその終わらせた立役者のアスナは、ランスを連れて2人で城に向かって一週間程で、戦争終了関係の書類とこちら側に送られる物資等記入された書類等等、俺達にとって物凄くメリットの高い条件を渡された。


「これは何の冗談だ?」

「冗談じゃありますせんよ?これらは全てアスナ様してくれたことです」

「あいつは何をしたらこんな条件を飲ませたんだ?」


そしてランスはアスナとの一週間に及ぶ城での話し合いとはいえないあの時の光景を思い出しながら応えた。



アスナは戦いを終わらせたすぐ次の日に拠点を出て城へと向かった。

あちらも城を落とさせない為に防衛を強化していたのは当たり前だった。

そんな中を二人は隠れて動こうとせず、堂々と正面から来た。

兵達も最初は敵かと思い身構えたが、見えて来たのが自分達よりも圧倒的上の御方でもう一人は初めてみるが、そこにいた誰もが見たことの無い程の美しさをもっていた。

兵達はその美女に目が行ったままだっだがランスが居る事を直ぐに思い出した1人の兵士がランスに話しかけた。


「ランス様どのような事情でこちらまで?」

「あぁ、少々こちらの御方の護衛でね」

「護衛ですか?一体そちらの女性は?」

「彼女は『聖女』アスリーナ様だ。アスリーナ様の権限はこの国の教皇様と同等と思ってくれ。説明はこれぐらいにして、そろそろ通らせてもらって宜しいかな?」

「はっはぁい!どうぞお通りください」


そしてアスリーナことアスナとランスは城まで楽々と行けた。

城内まで入り、会議が行われている会議室まで案内人を連れて出向いた。

中では罵倒と擦り付けの会議とは言えない無駄な話し合いがアスナ達が来るより数時間も前から始まっていた。

そして予定通りそこからアスナによる演劇が始まった。



「皆様方、その様な情けない争いはおやめになさい!」

「誰だ貴様は!ここを何処だと思っている?貴様のような者が来ていい場ではないわ!」

「いえ。この御方は決して居なくても良い等という人ではありません」

「お主はランスではないか!?お主がいれば奴らなど赤子も当然だ。直ぐに前線へと送らなければ…」

「まだその様なことを考えるのですか!貴方達はいったい何の為の大司祭であり、トップの人々なのか理解をしているのですか?」

「さっきから何を…」

「私はアスリーナ、女神テラミス様から『聖女』の名を頂いた貴方達を正しき道へと導く旗です!」

「聖女だと?そんなものがありえるはずが無い!あれは数百年も昔に消えたはずだ」

「本当ですよ。アスリーナ様どうぞお力の一部をお見せください」

「わかりました」


アスナはランスの合図と共に聖気をその身に纏い、外へと放った。

その姿は聖女にふさわしく、心を癒すような神々しい光だった。

それを見た大司祭達は誰もがアスリーナを本物の聖女と理解し、自分達がこれまで何と恥ずかしい事をしていたのかと思い始めた。

実際に聖人特有のオールには人を改心させる力が僅かに入っていて、アスナのその力は強かった為、かなりの効果があった。


それから直ぐに会議は中断となり、戦争終了の話し合いへと変わった。

それから数日経ってタナカへとその資料を持って来た。

それからアスナはセレシナ神聖国で聖女として、有名になりその聖女出現はこれから先の歴史でも大きく取り扱われていた。

あらゆる歴史に最初の聖女の出現からアスナが表舞台に出るまでの間に何度も何かしらの大事件で現れたとか現れなかったとか、それはアスナのみが知っている事だ。




これにてセレシナ神聖国編は終わりです。

次回の章からは夏休みの間にあった事を書く予定です。楽しみにしていて下さい。*_ _)

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