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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
セレシナ神聖国へ
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犯人探しは名探偵に

俺は教皇との会談が終えてた次の日に変装をして城内を探索し始めた。

実際に何か手掛りが見つかるとは簡単には思ってないが、やはりこう言うのは自分で挑んで調べて見たいものだ。


俺は此処のメイド達と同様の服装を作りそれを着て廊下に出た。

何故騎士ではなくメイドの格好にしたかと言うと、身長の問題と自分の容姿が騎士には全然見えない為に仕方なくメイド服を着たのだ。

決して俺の趣味では無い。



俺は今の所誰にもバレずに探索することが出来ている。

掃除をする振りをしながら部屋の中を見て回ったり、お茶等を運んで行きそこの部屋に居る偉い人の話しを盗み聞きしたりして色々と探ってみたのだが成果は特にでなかった。


俺は仕方なく自分の部屋に戻り、メイド服をアイテムボックスに仕舞ってから俺では駄目だと思いこういう時に役に立つだろうある人に頼んだ。



「フィリア君の力が必要だ。手伝ってくれ」

「嫌です」

「うっ、そこをどうにか…」

「最近僕を置いてどっかに行く主なんて知りません!」

「すまん。何でも言うこと聞くからダメかな?」

「何でも……それじゃあ、学園に戻ったら僕とデートして下さい」

「それで良いならいくらだってしてやる。ありがとうなフィリア!」


俺はどうにかフィリアの御機嫌を取れたようで助かった。

それからフィリアは忍びの様に一瞬で姿を消すと夜の城内を探索し始めた。



俺はフィリアが持って来る情報を待っている間にもう一つの用事を済ますことにした。

それは…


「タナカになんて言おう」


そう、俺の感だけでタナカは説得出来ないと思う。

俺は本気でどうしようかと考えていたら、さっき出て行ったフィリアが急に帰ってきた。


「主どの証拠らしきものが見つかりました!」

「えっ本気で?」

「はい!」

「ええと、じゃあ見せてもらっても良いかな?」


俺はフィリアの影から気絶しているおっさんが出てきた。


「このおっさんだれかなフィリア?」

「はい。コイツは今回の首謀者です」


まさか証拠が首謀者ときましたか〜

これ凄いお手柄だけど、褒めても良いのかな俺は色々と悩んでいたが悩んでも仕方が無いと思い考えるのをやめてタナカに連絡をとった。


『どうした?何かあったのかアスナ』

『ああ、ちょっとなお前にとって重要な人間を捕まえてな』

『それはどう言う事だ』

『まあそんなに殺気をだすな』

『すまない。ついな、それで誰を捕まえたんだ?』


俺は目線でフィリアにそのおっさんが誰なのかフィリアに聞いた。


「大司教のカッスーナです」


『大司教のカッスーナと言うらしい』

『ソイツは最初に俺達に接触してきた男だ』

『まあそ言う事でお前の所にコイツを連れて行くわ』

『あっああ、わかった』


そして俺はフィリアを俺の影に仕舞ってからおっさんも一緒に仕舞い込んでタナカのもとえと向った。



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