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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
リーング学園生活
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冒険者になりました

俺が学園に入学してから二週間が経った俺達は全員が寮生活に変わりルナ達女子とは学校か休日以外あまり会わないと思っていた時も俺にはあった。


だがそれが間違いだったのは直ぐに気付かされた。


俺達全員は俺の父親が持つ別荘で生活する事になったのを俺は入学式を終えて各自が帰宅する時にはシロナから初めて聞かされた。

それも知らなかったのは俺だけだった。


シロナ達を睨むと女子達はいっせいに顔を逸らしてクロエだけは何で睨まれてるか理解もしていなかった。


そんな事件もあったり他には俺だけ女の子の友達はどんどん増えるのに男友達だけは何故か誰一人できてない状況だ。

クロエは友達と言うよりも俺の弟みたいな存在の為、友人としてはカウントされない。



アスナは知らないだけだが実際にアスナは女子達だけではなく男子達からも人気が高いのだが、女子達はアスナともっと一緒にいたい為男子がアスナに近つくと殺す様な勢いで睨んで来るために男子は近つく近つけないのだ。


またアスナがそんなにも人気が高い理由はその美少女の顔立ちとその顔とは裏腹に子供にしては強過ぎるまでの力がありそれを傲慢せず性格はとても優しい良く絵本等で出てくる勇者や王子様の様な存在で男女共に人気が出るのは速かった。



話が変わるがここには地下えと続く迷宮がある。

迷宮では最低一人から最大六人でのパーティーで挑むことができまた冒険者ランクは最低ランクのGランクでも挑む事が出来るのだ。

何故俺がこんな説明をするかと言うとうちのクラスの担任のクレア学園長が言った事と関係する。



「皆さんにはこれから一週間の間に冒険者登録をしてもらい来週から二ヶ月間迷宮へ挑戦してもらいます。メンバーは最低三人から最大六人までとします。また冒険者ランクが上がって高くなったグループもしくは迷宮でより深く層をおりたグループには学園から報酬と単位をプレゼントします。報酬に関しては貰うその日まで秘密よ♪」


そして俺は今回最低グループの三人で迷宮を挑む事になった。

理由は察してくれ。



俺が今回組んだのは新しく仲間になったユーフィアとシロナだ。

このメンバーになったのは俺達全員が一緒に挑めないと分かると誰が俺と組むかで話し合いになってそこで俺が三人でしか行かないと言うとより一層話し合いが激しくなり最終的には俺が教えたジャンケンで勝ち抜いたユーフィアとシロナになったと言うわけだ。



だが実際にパーティーとしてはそこそこちゃんとしていると言える。

前衛職が得意なユーフィアと隠密や調査を得意なシロナと何でもこなせる俺で三人のパーティー俺だけ規格外だがちゃんとしたパーティーにはなっていると思いたい。


後、残ったルナ達はクロエを抜いた四人パーティーを組んだ。

クロエは同じクラスの男子達と組んだらしい。


それから俺達三人は商業区で回復ポーションやマナポーションを買ったり三人が寝れるテントを買って屋台で買った食べ物を俺のアイテムボックスに入れたりして過ごした。

水や火などは魔法で出せる為に特に買ってはいない。



それから三人でギルドへと向かった。


ギルドは迷宮区にあって建物はレンガ造りの2階立ての大きな建物だ。

受付は4つあって俺は自然と空いている美人な女性の所に行った。


後、俺得に美人だからで彼女にした訳じゃないからその冷たい視線止めてくれ!


「ギルドにどんな要かな?」

「冒険者登録しに来ました」

「分かったわ。じゃあここに必要記入して欲しいのだけれど代筆は必要かな?」

「いえ、自分達で書けます」


俺達が書き終わると受付の女性は針と金属で出来たプレートを持ってきた。


「じゃあこの針で血を出してもらってプレートに血を落としてもらっても良いかな?」


俺達は一人ずつ針を指に刺してプレートに血を零した。


「はい、これで冒険者登録は完了よ。説明とかはいるかな?」

「じゃあお願いします」


「では説明するわね。冒険者は依頼を受けて報酬等を貰って稼ぎます。他には直ぐ近くにあるリーング迷宮で魔物から採れる魔石を売ったり魔物の肉や素材を売って稼いだりできるわ。素材や魔石なんかはギルドでも買取ができるし商人売ることもできるわ。他にも色々と冒険者にはルールがあるわ。後は冒険者カードは依頼等やその人がした偉業等が記入されたりするから無くしてはだめよ。無くした場合は金貨一枚で再発行出来るわ。ランクなんかは依頼等を受けたりもしくはギルドマスターからの推薦で上がったり出来るけど推薦の方は滅多に無いわね。ここまでで聞きたい事はあるかな?」


「いえ、今は特にありません。また聞きたくなったら来ますね」


受付の女性は急に頬赤くして伏せてしまった。

俺なんかしたかな?


そして受付嬢のニーナさんから他の説明を聞いて俺達はギルドから出た。



そして誰もが大好きなテンプレが来ることは無かった。




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