友達作りは大切だけど大変でもあるよね
PV50000人行きました!
これを記念に3日は連続投稿をします。
俺はルナ達と合流した後クレア学園長オススメの宿を紹介してもらいそこへと向かった。
その後特に何も無く三日が過ぎて合格発表の日になった。
合格発表は学園前に置いてある大きな看板に自分の試験番号が書いてあれば合格となり合格者はそのまま学園内に入って制服やら入学式の日の説明を聞きに行ったりする。
俺達の番号はちゃんと全員が書いてあり誰一人落ちたのはいなかった。
「みんなよく頑張ったね。みんなで学園に入学出来て嬉しいよ」
「私もアスナと一緒になれて、嬉しい」
俺はやる事が終わったら全員で何処かで食事をしに行こうと決めて学園に入り制服などを買ったり色々な説明を聞いた後ある娘を見つけた。
あの子は確か、面白い戦いしてた子だ。
その娘の髪と瞳は紅くその髪を肩まで伸ばしていて頭の上のアホ毛がくるくると動いていて喜んでいるのが良くわかる娘だ。
俺はそんな面白そうな女の子に話しかけた。
「君も合格してたんだ。おめでとう」
「あなた誰ですか?」
「僕はアスナ、よろしくね」
「私はユーフィアです。それで何のようですか?」
「こないだの試験でユーフィアの試合を観て気になちゃってね。話しかけたんだけど、迷惑だったかな?」
「いえ、別に迷惑ではないですけど」
「ユーフィアで良いんだけど僕と友だちになってもらっても良いかな?」
「何故私なんですか?」
「君が一番僕を楽しませてくれたからかな」
「楽しませてくれた?」
「そうだよ。僕や僕の友だち以外の皆は子どもだからといっても、戦いと言うものが何かちゃんと理解している奴がいなくてね。観ててつまらなかったんだよね。でもユーフィア君だけは違っていた君は戦いと言うものをしっかりと理解していた。だから僕は君を友だちとして、僕は欲しくなったんだ」
「あなたは自分勝手ですね。何でも自分が欲しい物を手に入れようとする」
「そうだよ。僕は自分勝手で我儘な子どもだよ。そんな僕でも友だちなって欲しいんだよユーフィアにはね」
「良いですよ……なってあげます。アスナの…友だちに」
「これからよろしくね僕のユーフィア」
そう言って俺はユーフィアに握手を求めた。
「アスナの物になった憶えは無いんだけど?」
そう言いながら少し顔を赤くしながらもユーフィアは握手してくれて俺はそんな態度のユーフィアがとても可愛いくて、俺はついそのままユーフィアを抱きしめてしまった。
「ななな、なにゅをすりゅのですか!」
「ごめんごめんユーフィアが可愛いもんだからついやちゃった」
「はう〜」
「あれ?ユーフィア」
ユーフィアは顔を真っ赤かにして気絶してしまった。
俺はユーフィアをお姫様抱っこしてユーフィアを宿のベットに寝かせに行った。
ユーフィアをベットにおろしてから数十分経ったあとにユーフィアは目覚めた。
「良かったぁ起きたんだねユーフィア」
「ここはどこです?」
「僕達が泊まってる宿だよ」
「私は確か………そうです!いきなり何するんですかアスナは!」
「ユーフィアがあんなに男が駄目だなんて思わなかったんだよ」
「男?アスナは女の子じゃないんですか?」
「えっ僕は男だよ」
「じゃあ私は男の子とあんな事を……うぅ〜」
ユーフィアはまた顔を赤くしていた。
だが何かぶつぶつと言いながら何か決心した様な顔になり、言ってきた。
「アスナは男の子何ですよね?」
「こんな顔だけど立派な男です」
「それなら、私の事をちゃんと責任とって結婚して下さい!」
「えっ責任!?抱き締めただけで結婚しないといけないの?僕は別にユーフィアみたいな可愛いくて将来性抜群の女の子大歓迎だけど何でかな?」
「……可愛い」
「あのーユーフィアさん」
「そうでしたね。理由は初めての相手があなただからです」
「初めてが僕だから責任とって結婚しろと」
「はい」
「良いよ。でも僕にはもう三人お嫁さんがいるけどそれでも良いかな?」
「三人も……アスナ不潔ですハレンチです!」
「そう言われても僕王子だし」
「えっ王子」
「うん。僕はセリフィード王国第一王子のアスナ・セリフィードだよ。僕の可愛い奥さん」
その後、ユーフィアを皆にも紹介してユーフィアは一人で来てたらしく、俺達と共にする事となった。
あとユーフィアから自分にも役職が欲しいと言われて従者ではなく俺専用の騎士にした。
専用騎士は普通の騎士とは別の職になる。
専用騎士とは簡単に言うと護衛に似た様なものだ。
何故騎士にしたかと言うとただ単に俺の趣味だ。
後話は変わるがユーフィアが奥さんになったと説明すると女子達から冷たい視線を浴びせられた。
(ルナやレイラは分かるけど何でシロナまであんな視線をしたんだ?)
その事を知ることになったのはシロナと共に出掛ける事になった日になるのだが、この事はまだ先のことだ。




