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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
リーング学園生活
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学園長は合法ロリ

レイラや妹達と別れ保有魔力量と属性魔力の検査をしに行くのだが、俺マジでどうしよう。



今俺の保有魔力量は家の王国宮廷魔法使いの約20倍以上保有している。


それと確か凄くて属性は三つ所持しているだけでスカウトされるんだっけ?俺には属性だけで10個持っているそれも全部が上級を使えるレベルで火・光・闇に関しては最上級まで使えるという天才を遥かに超した存在だ。



普通複数属性を持っていてもどちらか片方は使えないのと変わらない程にしか扱えないのが常識なのだ。


何故片方しか扱えないのが多いと言うと、得意不得意が有るからだ。

例えば最初から火の魔法を使い続けていて火属性が得意になるがその後に水属性の魔力を持っているのに気づいても火と水の魔法ではイメージが違く、水を使える様になったとしても下級が良い所なのだ。


だから二属性持ちや三属性持ちがいたとしても必ずしもどれか一つは扱えないのが普通なのだ。


だが冒険者のAランク以上の魔法使いや王国宮廷魔法使いは複数の属性を同レベルに扱える者がよく居たりする。


実際に調べたが家の王国宮廷魔法使いの4割は複数の属性を同レベルで扱える者がいるのだ。



これでわかっただろうか、俺がどれだけ化物なのか俺1人で国を滅ぼす事が可能と言うことがどれ程恐ろしいのか。


まあ、今更だし隠す事も出来ないからもう良いんだけどね。

それに属性はどこまで扱えるのかまでは分からないから俺が全て上級以上扱える事も使わなければ、バレないだろうしね。


後、話が変わるがレイラや妹達のエレナとセレナの三人は二属性持ちだそうだ。

レイラが雷と風でエレナが火と土でセレナが水と火だそうだ。



そんな説明みたいな事を頭の中でしていると、等々俺の出番になった。


「ではアスナ様、この水晶に手をかざしてもらい魔力を水晶に流して下さいませ」

「はい」


俺は言われた通りに水晶に魔力を流した。

水晶は虹色に激しく輝くと破れてしまった。


「これは!?……まさか…ありえるのか?………学園長を直ぐに連れて来い!」

「はい!」


俺は唖然としてた俺の担当の試験官は慌てたりせず何か凄い腱膜で考えた後に学園長を呼んで来させた。


「どうしたのかしらマリク先生?」

「こちらを見てください。これは今アスナ様から確認された魔力です。」


マリクと呼ばれた試験官の男は学園長のクレアさんに何か書かれていた紙を見せていた。


場違いだが俺は別の事を考えていた。


(まさか学園長が合法ロリだと!)


そう、俺が想像していたクレア学園長は年寄りのいかにも魔女だというイメージだったが、目の前にいるのは鮮やかな紫色の瞳に可愛いらしい顔をして紫色の髪をツインテールしている少女なのだ。


どう考えても俺と同い年かそれ以下だろ。


「君がアスナ君かな?」

「はい。僕がアスナです」

「少し私の部屋まで来てもらっても良いかな?」

「仲間に話して来るので少し待っていて下さい」

「わかったわ」


俺は許可を貰うと、ルナ達に話した後クレア学園長と共に試験会場を出てクレア学園長の執務室に向かった。


部屋に入ってソファーに座った後、話が始まった。


「単刀直入に聞くけど、あなたは一体何者かな?」

「僕はセリフィード王国の王子のアスナですよ」

「私が聞きたいのはそうじゃ無くて、あなた本当に人なの?」


クレア学園長はそう言うと魔力を外に出して威圧して来た。

俺はそれを自分の魔力を流して打ち消した。


「そんなに魔力を流しちゃダメじゃないですかクレア学園長」

「私じゃ貴方には勝てないわね。魔力の差が桁外れにあるわ」

「さっきの答えですけど僕は人間ですよ元はね」

「じゃあ今は何なのかしら?」

「クレアと一緒だよ。まあ僕がなったのは魔人じゃ無いけどね」


「貴方一体何処まで知っているの」

「クレアの歳から種族にステータスぐらいかな」

「それで僕の正体だけど一つ条件を出しても良いかな?」

「条件によるわ」

「僕が出す条件はね。平和に学園生活する事だけだよ」

「そんなんで良いの?」

「僕にとっては大事だよ!1度だけの学園生活なんだから」

「それぐらいなら、こっちで何とかできるけど」


「なら条件は達成だね。じゃあ教えるね僕の正体は『聖人』だよ」

「有り得ないわ。聖人はもう居ないはずよ」

「居ないのかどうかは知らないけど僕は正真正銘聖人だよ。つい最近になったけどね」

「つい最近?」


「えぇ、『呪い』のカラゴスを倒した後にステータスを確認したらなっていたかな」

「貴方あのカラゴスを倒したの!?」

「えっそうだけど何か不味かったかな?」

「いえ、まずいなんてないわ。ただあの魔族を倒したのが子ども何て」


「クレアも見た目は子どもじゃんそれも美少女」

「貴方も見た目は美少女なのけど自覚してるかしら?」

「それ言わないで僕のコンプレックスだから」

「ふふ、貴方みたいな人会ったのいつぶりかしら」


『百年前の王宮でかなクレリア』


「 えっ」

「どうかしたクレア?」

「いえ何でもないわ」


まさかね、あの人はもう居ないはずよ。


その後、クレアと色々話して俺はクレア共に部屋を出てルナ達の元に行った。


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