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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
リーング学園生活
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メイドと王子の実力

俺はルナの試合を観るためにさっさと自分の試合を終わらせる事にした。

別に実力を隠す必要も無いしね。

俺がステージに立つと先程のシロナと同じ様に男子達からは熱い視線がありそれに加えて一部の女子からも似たような視線があった。


俺が男だと知ったらどんな顔をするのかね?

俺はそんなことを考えながら試験官に向かって軽く挨拶をした。


「よろしくお願いします」

「あぁ、全力で来たまえ」


ありゃーこの人も俺のこと女の子だとおもちゃってるなー知ってるよ俺が男ぽっく無いってことは。


アスナは自分が少し女の子ぽっい顔だとは、自覚はしているが実際はかなりの美少女顔で挙句の果てに声までもが高く、10人が10人全員が男の子ではなく女の子だと思ってしまう程だ。


実際に妹達は最初アスナが女の子だと思って話していてアスナが男の子だと理解するぐらいだ。

レイラの場合は事前にアスナが男の子だと知っていた為、アスナの顔を見た時は本当に男なのかと怪しんだ事はアスナだけには秘密にされている。



アスナの武器は何時も使っているセレーネの様な長剣ではなく、普通に誰もが一般に使用する片手剣へと変更していた。

これに特に理由も無くただ丁度良いのが今持っている片手剣しか無かっただけの事。



さてと俺も剣に魔力付与を使用かな?

クロエは火でシロナは風でルナは多分氷か水を使うと思うから、俺は雷か光に使用かな、でも光だとかなり目立つよな……そこは王子だからOKにはならないかな?


俺は考えたあと光を使う事に決めた。

魔力を剣に纏わせるだけでも目立つのだから、なら一層の事光を付与させてより目立とうではないかと決めた。


それぐらいすれば俺に馬鹿な事をする奴は出ないだろうたぶんだけどね。



俺は早速試合が始まると剣に光の魔力を付与させたり『シャイニング・ソード』を発動させた。

これも『エレメント・ソード』の劣化版だがあれを使うと余計に威力が上がり自重をしないまでも相手を殺す理由にはいかず、手加減が必要な為劣化版の方を使用する事に決めたのだ。


俺は一瞬で相手の背後に回ると魔力を付与させてる剣でよくマンガとかである首トンをして気絶させた。


俺は試合が終わると直ぐにルナの試合ステージまで観に行った。


ルナの試合はもう始まっていた様で、相手の試験官は水でできた針で各所を刺されていた。

それでも多少頑丈のようで試験官はまだ倒れてはいなかったがルナの創り出した氷の槍で首筋につけられ降参した。


「ぎりぎり間に合ったな。まあこれで家のメンバーは模擬戦に関しては合格だろう。」


レイラや妹達も今頃筆記テストが終わるごろだろうし次の試験は今度は俺達が筆記テストでレイラ達は確か魔力検査だったかな?



ルナの試合も終わりそれから数十分した後に模擬戦のテストも終わり俺達は筆記テストのある教室まで移動した。


筆記テストではこの大陸の歴史と数学に魔法や魔力に関する物から珍しいので武器の使い方から魔物の名と詳細を選択するテストまでもがあった。


まあ、一様子ども用のテストなのでそこまで複雑なのは無かったがそれでも普通の子どもは勉強何て家が裕福じゃないと出来ないから才能があっても意味が無いんだろうなこの学校は。




その後アスナ達は昼休みに入り、学校の食堂で学食を食べていた。

アスナ達は長テーブルが丁度空いていたので全員が一緒の場所で座ることができた。



「アスナ模擬戦はどうだったかしら?」

「みんな余裕で勝てたよ」

「兄様凄いです!」

「兄さん達ぐらいですわ試験官に勝っちゃう何て…」

「でもそこがアスナの良い所よ」

「うん。アスナに悪い所ない」

「アスナ様は素晴らしいお方です」


「レイラ姉さん達は本当に兄さんがお好きですね」

「あら?エレナはアスナの事嫌いなのかしら」

「いえ、大好きですけど……」

「私も兄様の事大好きです」


周りの目を無視してアスナ達はイチャイチャしていた。

だがアスナも美少女だと勘違いされてる為その嫉妬の視線は先程から一言も話さないクロエに向かれていた。


だがそのクロエも学食に夢中でその視線に気づいていなかった。


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