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女神達に愛された王子  作者: 仮屋修二
リーング学園生活
23/73

入学試験

PV30000人突破とブックマーク数120人突破しました!

皆さんの応援のおかげでここまで来れました。

これからもよろしくお願いします。*_ _)

リーング学園は入学試験と言うものが存在する。

試験で行うのは三つのテストだ。

一つ目は保有魔力の高さと魔力の属性を測り、どれだけの素質を持っているのかを見る事。

二つ目はどれだけの学力が有るのか、筆記テストを行う事。

最後の三つ目は実際に試験官の教師と模擬戦をしてもらいどれほど鍛えているのか又は戦闘での才能が有るのかを見極めるこの三つを受けて、合格すれば晴れてリーング学園の生徒になる事が出来る。



またクラスはその時の試験の成績順で分けられる。

上からAクラス Bクラス Cクラス Dクラス Eクラスの5クラスに分かれている。

またクラスは貴族と平民が一緒になる事は普通にあって、馬鹿な貴族は平民を下に見る奴などがいたりする。



今回試験を受けるのは俺とレイラに俺の妹達のエレナとセレナに俺の従者のルナとシロナとクロエの7人だ。

だが俺は少し困った事があるそれは魔力のテストで多分俺の適材属性でかなりの数が表示されるだろうとそれに保有魔力量の方も上位の魔法使い以上に持っていると俺は考えているのでもしかしたら、保有魔力量を調べる為の水晶が壊れるかもしれない事にかなりの不安がる。



レイラやルナ達は心配しないで堂々としてれば良いと言うが流石に王族だからと言っても限度があると、俺は思っている。


だがそんな不安も学園を見たらどっかえ飛んで行った。

学園の大きさは知識としてはあったが、実物を見ると流石に凄すぎるとしか言えなかった。

こりゃあ学園というより城だろ………



俺達は馬車を駐車場に置いた後学園内へと入っていった。

その後学園の職員に王国の推薦状を渡した後、試験場まで案内された。


「こちらが、試験場になっている第一訓練場です。推薦状持ちの人はあちらに列んで試験が始まるまでお待ちになって下さい」


そう答えると職員はそのまま何処かえ行った。

訓練場には沢山の子どもからその保護者がすごい数になっていた。


ペルソナ此処に今受験生何人いるかな?


(約400人程いますね。マスター)


マジか!入学試験で400人で確か入学できる数は……


(160人です。)


入学できるのが大体四人か三人一人のレベルかよ。

まあ不合格になるつもりは無いんだけどね。



訓練場に着いてから数十分が経った頃に試験がやっと始まった。



「これより!第三十五回リーング学園入学試験を始める! ではまず、試験番号1から100番までの受験者はそこの女性試験官について行き教室で筆記テストを受けに行ってもらう。101番から200番の受験者はここの隣の第二訓練場で模擬戦をしてもらう。残りの者はここで魔力の検査をしてもらう。話は以上だ!」


試験官がそう答えると受験生達は自分の会場へと向かって行った。また俺達7人は先に模擬戦をする事になった。


第二訓練場は第一訓練場よりも模擬戦用に作らているのでそれなりの設備が整っていた。

模擬戦は一度に10人が戦える広さがありルールは相手を倒すか降参させるかの二種があり武器や防具は持参の物は無しで学園側の武器から選ぶ事になっている。



俺は自分の番が来るまで面白いやつがいるか観戦をしていた。

言い忘れていたが、受験するのは皆7歳から8歳の子どもだ。

だから普通に観ていて試験官に勝てるのは殆どいないだろう。



シロナやクロエは元は竜なので相手によるが負ける事は無いだろう。

ルナは魔法以外にも武術をそれなりに出来るので勝てるとは思う。

レイラや妹達は戦闘を見たことないのでどこまで出来るかは分からないが強いとは思う。


俺か? 俺は圧倒出来る自信がある。

俺と良い戦いが出来るとしたら学園長の『氷結の魔女』の異名を持つクレア・カシーナ位だろう。

戦いの場数はあっちのが上だろうが、総合的に見て負けることはない。

ただし普通の魔法だけで勝てるとは思わないが……



あの娘なかなかやるな。

俺が今観てる受験生は他の受験生とは明らかに違う戦闘をしていた。

あれは、本当の戦いをしないと出来ない動きだ。


実際に受験生の殆どは貴族等が多くその動きは洗礼されているが戦闘をしたことの無い奴が多かった。

確かに実力のあるやつも多くはいたがあの娘みたいに、戦闘を知ってるやつはいなかった。




それが後にアスナの『剣』としてその名を世界に轟かす事になる『天剣』の異名で恐れられるユーフィアとの出会いだった。




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