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ようこそ魔王様  作者:
10/14

九話

グラニールの背から見下ろす魔国は、部屋から見えるそれとは違い遠く迄見渡せた


魔王の城、おおよそ直径20kmに渡って城を囲むように石造りの建物が並ぶ


それより奥には幾つか村と思われる集落が点在していた


エルンストさんの授業通りなら、魔王の城近くの建物には高位の魔力を持つ魔人や魔獣が


集落には魔人が種族(鬼や婬魔など)で固まって



あちこちにある見るからに深い森には魔獣が


城に近いほど魔力が高い(とはいえ、単独でフラフラしている強い魔族もいるとか)



「広いなあ」



私の呟きにグラニールが首を曲げてこちらを見る


「魔国って広いねぇ」


そう?と瞳を瞬かせるグラニールに笑う


「魔王だなんて夢みたいだけど、現実なのよねぇ。何回も確認しては、実感するわ」


この魔国に来て、2週間


実感する度に、【魔王】と向き合う





グラニールが少しずつ高度を落とす


目指しているのは、眼下に広がる深い森らしい


さあ、どんな植物があるのか

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