第一話『異世界』
感覚的には、ほのぼのながらも、途中シリアスって感じですかね。
書き方について要望があればいってくださるとうれしいです。
アドバイスもいただけたら…
正直文章作成能力というものがさっぱりないのですが、物語を書くことが好きなので、もっとうまく文章が書けたらな、と思います。
読みにくければ、一行一行に空きをつけてもいいですし…
落ちていく、落ちていく、落ちていく。
喪失感が激しく体を抜けていき、次の瞬間に無くなった。
カチリと何かパズルが当てはまったかのように底知れぬ達成感が巻き起こり、すぅっと息を吸う。
都会というコンクリートジャングルでは、薄くしか感じられない土の匂い。
目を開けて隙間から入ってくる光に少しくらっとするが、すぐに慣れてきたのでちゃんとあけた。
「…本当に来たのか。」
ボソリとそういった、そう聞いたときに、あぁまだ実感がわかないのかと苦笑しつつも、一歩歩いてみる。
「はじめのいっぽ。」
子供のころに何かの遊びでそんなことをいったっけ、そんなことを思いつつ、空に向かって伸びをする。
そして俺は腕を見てみた。
――何の変哲もない腕
強くするといっていた気がするが、それをみて本当に強くなったのかという心配をする。
ただでさえもうすぐ征服しちゃいます宣言を女神様から頂いたのだ、圧倒的に不利だ、それでレベル1からとかはっきりいって死ねと言われているようなものだ。
「強くなってるのか?」
見た目で判断はやめよう、だから俺は強く地面を蹴り上げ、走ることを決めた。
速さ、持久力、それを最初にはかることに決めたのだ、途中岩でもあれば殴ってみるのもいいかもしれない。
そう考え、蹴り上げる、その次の瞬間――何もかもが吹き飛んだ。
――いや、蹴りだけで吹っ飛んだわけじゃないんだ、そんな気がしただけ。
そう、それほどまでに自分がぶっ飛んだのだ。
「うぉおおおぅぅ!?」
空中に体が投げ出される、だが体はすぐに体制を整え、地面に足をついて踏ん張り続ける、摩擦を利用して無理やりにも止める、数十センチもすれば威力は殺されて止まった。
「……」
一瞬で精神がガンガン削られた気がする。
「いつも通りじゃダメなのか?だったらななめじゃなくて限りなく低い角度の斜めでいこう」
体を低くし、なるべく地面と平行に力を加える、再度爆発音を指せながらも、今度は吹き飛ぶことはない。
よし、心の中でガッツポーズを浮かべながら加速を始めた、今度は限界速度。
「速い、速い速い……ハヤッ!?ちょ、止まれ!とまっ!?」
限界速度を調べていれば、異常な速度を感じて恐怖し、止めようと足を前に出して、強く地面を踏み込む、
「ぜぇっはぁぁあああああ!」
雄たけびをあげる、それほどまでに怖い、ありえないだろこの速度――
「どぅっはああああ!?」
踏み込んだ足は地面そのものが耐え切れなくなったのだろう、ズボッと深くまで入り、それを軸にして俺は前へと体勢を崩し…頭から突っ込んでいく。
「げぺぶっ?!」
クレーターを作り、顔面が突き刺さる。
「痛い…わけではない。」
ペッと土が口に入ったので吐き出す、見てみれば服が汚れた程度。
そういえば服はどんなだろうと思ってみてみれば、別に変哲もない黒いTシャツとジーパンだった。
まぁとりあえず、化け物具合は証明されたわけだが…
魔王は、これでも勝てないわけだ。
なにそれ、人類が倒されるって普通に言われてたけど、理解できる。
――これは無理、普通じゃかてない。
「っと…そんなことをやっている場合じゃない、このままじゃ飢え死にだ。」
そう思って見回せば、草原草原草原草原…土の道があった。
こういうのを地平線というのだろうか、なんて思いながら俺は高いところはないか見回す。
土の道があるということは、人が通る道があるということ、街があるのだ、だがどちらにいけばいいのかわからないために、上から見て、近いほうへといこうと思ったのだ。
「あった。」
高い場所を見つける、ちょっと森を抜ければあそこの丘へと到着するだろう。
そう思い、走り出す、森へ差し掛かり、木々を抜けて走り続けて…こける。
木の根っこに足を取られてこけたらしい、痛くなんてない…ただ、なんか負けた気がした。
「運動不足かな…」
会社員は結構走るんだけどな、なんて思いながら起き上り、服の土を払う。
そしてすぐに走り出す、これも訓練みたいになるかもしれない。
下をチラチラとみながら、根っこを見分けてあいている場所に足を置き、走る。
数度足を取られるが、最後のほうには取られることはなく、そのまま走ることができた。
数分走れば、丘へとたどり着く。
結構高い、空気が澄んでるのがよくわかる、広大な大地がよく見える。
アルプスの少女ハイジというアニメでこういう光景は見たことあるな、と思いながらもぐるりと見回せば、城と街がみえた。
まるでおとぎ話のような城だ、…いやおとぎ話の城といえども実際の城から作り上げたものばかりだろうから当たり前だろう。
「まずは職だな。」
日本人は働きすぎだ、なんて言われているし、そんなこと言われても文化の違いだろ、なんて思っていたが、この時ばかりは日本人の血を感じた。
これから世界を救うとうのに、考えることはそれかよと思って苦笑する。
だが、右も左もわからないのだ、こんな不安な世界で、少しでも適応するには仕事というところから交流関係を広げるべきだと思う。
「さて、いくか。」
どっかに求人広告とかやってないかな、と思いながら足に力をためていっきに走り出す。
丘にはすでに俺の姿はない。
城に向かって全速力で前進を開始した。
…あれ?5023文字?多すぎじゃない?と思ったので分けます。




