†アルゼニア帝国の悲歌†
アルゼニア帝国は世界最強の軍を持つ軍隊帝国であった。その中でアルゼニア軍隊地では日々強さを求め若者たちが訓練に励んでいた。しかし、その中で武術、剣術、魔術全てにおいて完璧となりうる女戦士セレナ・アルゼニアは戦をするということに疑問を覚えていた。父であるアルゼニア皇帝の従うままに戦っていくセレナは次第に憂鬱を感じていくのだった。しかしそこである悲劇が起こる。幹部全員皆殺しされていたのだ。悲劇を救うべく現れたのがレン・サミエールだった。レンは他国から派遣された殺し屋だった。現場を見たセレナはレンが幹部たちを殺したのだと勘違いしてしまう。しかし、レンはアルゼニア皇帝が呼んだ救世主であった。レンの強さに惚れた皇帝はレンをセレナの補佐役として抜擢する。二人の波乱万丈、奇想天外な物語が始まる――。